一昨日当館に一泊していったスペイン人グループ一行。リーダーの男性は31歳で行動力があり、カリスマ性があり、とても車いす生活の障害者とは思えませんでした。わたしは彼らに最初2泊約束していました(3名×2泊)。ところが宿泊者が6名になったのと彼らの行動パターンを確認して2泊目をキャンセルしました。表向きの理由はキャパオーバー、そして無料招待客と有料ゲストが同居するのはやはりまずいと感じたからという事になっています。実際にリーダーの彼もわたしの意見に納得せざるおえなかった。でも本当の理由はそれ以外にもあったのです。彼らは100ケ国以上を無銭旅行しているツワモノなのです。移動はヒッチハイク(日本へは韓国の釜山港からボートに乗せてもらったらしい)、宿泊はマッチングサイト(Trustrootsやカウチサーフィンなど)でタダ泊(ホストしてもらう)、食事はごみ漁りとのこ。さすがにこれには驚きました。でも実際の彼らは移動ホームレスではありません。到着時はさすがにこの暑さで6人とも汗臭さや体臭で1階フロア中が悪臭に包まれました。嫌な顔はできなかったけれど失敗だったと痛感。でも翌日にはシャワーを浴びて小ざっぱりしてコロンなんかをつけて普通の旅行者になっていました。食べ物もお菓子やコンビニで買った丼ものを持っていたし、さすがに食事はごみ漁りという訳ではなさそうでした。世界中を無銭旅行というのは確かに凄いのですが、わたしが断った決定的な理由は彼らによる他のゲストへの配慮が全く無かった事。ホストがOKしたのだから我が物顔で滞在という感覚でした。用をたしてもトイレの水は流さないでそのまま(これは注意しました)、電気はつけっぱなし、冷蔵庫内には食べ残しをそのままにして出発。女性は一人で30分以上浴室を占有。彼らがトイレと浴室を21時から24時まで占有していたからエアビーのゲストがシャワーを浴びれたのは午前1時前。わたしの娘は結局シャワーも浴びれずに激怒。無銭旅行は結局のところ受け入れる人たちの負担の上に成り立っているからもっと配慮するべきだと思いました。でも前述のようなツワモノに説教など一言も言わずに送り出したわたし。どこかで気づくのかもしれません。もう二度とマッチングサイトからのオファーは受け入れません。

  一昨日国際交流サイトのTrustrootsからオファーがありました。スペイン人の車いす旅行探検家のA氏からでした。

突然ながらホストしてほしいとのこと。事前に彼のプロフをチェックしたところハンディキャップの旅行家ということでスペインのテレビ番組に出演した動画が多数あり、大丈夫だろうということで受け入れを決めました。実は彼らとは別に金曜日からAirbnbからのゲストが2組すでに宿泊中です。そんな状況ではあるものの、3名(本人と妹とその友人)を受け入れということになりました。ところがその後話が二転三転し東京でホストしてもらうはずだった友人3名がドタキャンされたので受け入れてほしいとのこと。本人と2名は藤沢のホストのところに行くと言っていました。ところが昨夜彼ら6名が到着し藤沢のホストが帰宅していないのでここで全員ホストしてほしいとのこと。さすがにキャパオーバーと思ったものの梅雨空の夜中に追い出す訳にもいかず受け入れました。その結果・・。

当館に合計11名が滞在。(Airbnbから3名、招待客6名、わたしと娘)

明らかに人が多すぎて混乱しました。11名に対してトイレが2つ、浴室が1つではいつまで待っても順番が回ってこない。

とうとう娘はシャワーを浴びれずトイレにもしばらく行けなくなる有様でした。

これが所謂オーバーツーリズムなんだと実感。さらに有料で宿泊中のAirbnbのゲストもいきなり大勢の招待客に1階フロアと浴室を占有されて困惑気味でした。誰しもタダで泊まりたいのは当たり前のことだからです。

わたしの考えが非常に甘かったと猛省中です。

無料招待客と有料のゲストが同居するのは絶対NGと思いました。

そのような訳で今回スペインからのゲストは初だったので受け入れましたが、今後はTrustrootsからの受け入れは中止することにしました。

彼らには事情を説明し今日中に出発して頂く事になりそうです。

ただでさえ生活が大変なのにビジネス最優先は当然という訳なのです。

  2022年の10月にママさんブラスのメンバーから町田市の中学校の吹部に教えに行ってくれないか?という依頼で2年弱通い続けたこの吹部。担当するはずだったユーフォの女子はわたしが教えた翌日から二度と来なくなってしまいました。でもテューバの1年生の男の子が右も左も判らない状態だったので彼に少しづつ教え始めました。その彼ももう3年生となって来月初旬のコンクールでいよいよ引退です。わたしが大腸に癌を抱えている可能性があったときはとても心配してくれた彼。この2年間で彼も随分成長したんだと思います。逆に60歳になって演奏能力がガクッと落ち始めたわたし。元々音大出でもないわたしが偉そうな顔して教えに行くこと自体がおかしかったんでしょう。3月に部員達の前でやるはずだった“花になって”が急遽中止になって、それだけが心残りでした。コンクール前の激励演奏という名目で昨日演奏してきました。殆ど自己満足なのかもしれません。部員の皆さんはちゃんと聴いていてくれました。でも演奏後に前述の彼が伴奏音源の音が大きすぎてわたしのテューバが埋もれていたと言ってきました。そしてわたしの話が長すぎるので敬遠されてしまうのではないか、と指摘してくれました。あの彼がそんな事を言う程に成長したんだと嬉しい反面、わたしにとっては少し痛い指摘でもありました。親しい友人からいつも言われている苦言だからです。自覚していながらついつい言いたいことが長くなる良くない癖です。そして昨日の合奏練習でとても恥ずかしい場面がいくつもありました。コンクール曲を事前に予習できないので(楽譜が無いから)初見ながらわたしの演奏をお手本にして、とユーフォの2年生に言ったところまでは良かったけれど、わたしのリズム感が全然だめで音も外すし、その内にビブラート掛けると合わぜ辛いので止めて下さい、と言われる始末です。ソロ演奏気分が抜けないから反省する事しきりでした。終了時の挨拶で「初見演奏で教えるのは無理だと思いました。」と正直に言いました。誠に痛い還暦奏者の末路でした。若い子供達の眼前でここまで恥ずかしい醜態を晒した訳ですから、もうそろそろ潮時だと実感しました。ちょうどテューバの男子ももう引退なので辞めるのにはいい区切りだと思っております。まあ人間こういう恥ずかしい醜態をあえて晒すのもよいのかもしれない。今一度自分を見直す良い機会だから。