戦闘の無い奇妙な戦争が継続中のイラン。

お互いに情報合戦を展開中です。商船の通過に成功(アメリカ側)とか米艦船を攻撃(イラン側)とかどれもこれも真偽不明のデタラメ情報と推察されます。

偶発的な事故による発砲などでもなければお互いに戦端を開くという事はなさそうです。

止める気満々の両国ともはや蚊帳の外のイスラエル。

ところで誰が思いついたのかこのイランの港湾への逆封鎖作戦。

ホルムズ海峡を封鎖して世界中の経済に悪影響を与え、世界一の産油国のアメリカ自身に深刻なガソリン高騰をもたらしたイランの戦略。これを逆手に取ったアメリカによる逆封鎖はイランに深刻な経済破綻をもたらしている模様。

ガソリン価格高騰でアメリカ国民からの不支持が拡大中のトランプ政権を見てこの戦争に勝っていると勘違いしているイラン革命防衛隊の司令官達。早く戦争を終わらせて復興に着手したい大統領や外相などの穏健派と対立中なり。

オイルマネーで武装勢力に潤沢な資金を提供し、自国の防衛力の強化を図って来たイランが皮肉にも存亡の危機に立たされている事は明白で、この逆封鎖作戦を自ら“天才的”と称するトランプ政権に勝機が見えてきたか。

要はイランが核開発を諦めれば終わる話。

平和利用という建前とは裏腹に核兵器開発によってアメリカとイスラエルを強くけん制したい思惑が見え見えだから両国は黙っていられない状況なのは理解できます。

あと1週間もすればイランの石油貯蔵施設は満杯となって油井の稼働停止に追い込まれ石油の生産に悪影響が出る模様。

後が無いイランはウラン提出を飲むしかないのか。

正にこの戦略こそが中国が台湾に仕掛けようとしている兵糧攻めなのです。

中越戦争以来47年間実戦経験の無い人民解放軍。

北朝鮮と同じで実戦経験が無いから士気は低く軍事パレードが唯一の晴れ舞台だから勇ましい事この上も無い。

実戦経験の無い部隊が如何に悲惨な末路を辿るかはウクライナに派兵された北朝鮮軍の最精鋭部隊の惨憺たる結果を見れば明らかです。

いくら最新鋭の武器を潤沢に持っていてもその軍隊が強いとは限らないと人民軍の実力は常に議論の的になっています。

実際に中国指導部が、いう事を聞かない台湾にいきなりミサイルを撃ち込むとはとても考えられない訳で、むしろ香港やマカオのような立ち位置(1つの国に2つの政府)になるのでは、と一般の中国人達は見ています。

台湾を自国の一部と強く思っている中国が台湾を武力制圧する可能性はゼロか?

むしろ海上封鎖による兵糧攻めが極めて効果的でお互いに犠牲者を出す必要も無く町々を破壊する必要も無く台湾経済を締め上げる事が目的ならそれは1ヶ月掛からないとの試算も。

まあそんな事をするまでには多くのハードルがあるのでしょうが、高市の台湾有事発言がいかにズレているのかという事をよく理解した方がよろしい。

単に中国と戦争したいだけなら話は別ですが、わたし達国民は絶対反対なのです。