日本のグリーン車の利用価値は?
在来線のグリーン車は利用価値は高いと思います(ただし座れれば)。
中距離電車でも最近は長椅子のシートだから、あれでは1時間以上は疲れます。グリーン車ならとても快適で一定の距離以上なら料金は同じだから長い距離程お得。
今日話題にするのは特急列車(特に新幹線)のグリーン車。
昔は日本でも一等車とか二等車が存在していました。海外ではそれが標準的な呼び方。だからインバウンドにしてみるとグリーン車というのが何なのかよく理解されていない模様。だからインバウンド向けのジャパンレールパス(新幹線の自由席乗り放題)でグリーン車の座席を占領。しばしば問題になっています。ヨーロッパでは一等車でも席は自由です。予約済みの座席には予約済みというプレートが掛けてあるので一目瞭然。だから特にヨーロッパ系の人は指定席の車両にも平気で入ってきます。
ところで今日書きたいのはインバウンドではなくてネットニュースでも問題になっていた新幹線のグリーン車での日本人のトラブル。わたし達家族が福岡から新横浜まで新幹線のグリーン車を利用したのは2012年の12月。
当時の事をわたし自身がサービスは最低だったと書いていました。
窓際に座っていた妻がiPodで音楽を聴いていました。当時の記事では大きな音量と書いてありましたが実は隣に座っていて音漏れが少し聞こえてくる程度でした。昔のウォークマン+イヤホンのシャカシャカ音程ではなかった。
通りかかった女性のアテンドがそれを見るなり「音楽止めて頂けますか?」と言って来ました。
妻がすぐに反応できずにいると続けて「止めないと降りて頂きますよ!」と強い口調で言われました。
その時点でわたしの方から妻の音楽を止めさせて「下車強要か?」と言うと「他のお客様の迷惑ですから。」とかなり高圧的な態度で言われました。近くの席では酔っぱらった高齢者が数名酒飲んで大騒ぎしていたのに。(これもちゃんと書かれていました)
そして最近ネット記事で読んだトラブルは正に同様の対応ぶり。(しかももっとヒドかった)
記事によれば4人の高齢者男性グループがグリーン車内で宴会を始めて大騒ぎ。
至近の人が「注意して下さい」とアテンドに苦情を言ったところ、上司の車掌がやって来て「お客様の席を他の車両にご用意致しましたのでお移り下さい。」と言われたとか。
迷惑を被っている側が強制排除された模様。もちろん大騒ぎ中の老害はわたし達の時と同様に放置したまま。
ろくなサービスも無く(ヨーロッパのようにドリンクすら付かない)静寂だけが売りなら妻を注意する理由にもなろうが老害の騒音はほっぱらかしと矛盾した対応ぶりのJR。
実は日本の特急列車は普通車でも席がゆったりしていてレッグスペースも広く前の人が席を倒しても気にならない広さが確保されています。新幹線は幅が広いから普通車の2×3でも十分にくつろげます。
わざわざ高いグリーン料金を払って乗る価値はゼロ。
新幹線以外の特急なら普通車でも2×2だからグリーン車との差はほぼゼロ。
グランクラスならいささかの価値はありそうですが、それでも老害の宴会騒ぎは放置するというポリシーが健在ならグリーン車に乗る価値はやっぱりゼロ。
JRの事なかれ主義は想像以上です。