急激なガソリン値上げでネット上でも悲観的な記事が氾濫しています。

著名なひろゆき氏は便乗値上げを指摘し、激しく同意する人達が急増中。

月曜日に原油価格が急騰したわずか3日後に大幅値上げとは普通に考えればおかしな話なのですが、そこには言い訳の理屈がちゃんと存在しています。

これは便乗値上げではなくて正当な値上げだという主張。

これから高くなるガソリンを仕入れる為の資金を確保しなければならないから、とかタンクローリーによる輸送コストが上昇するから(ガソリン値上げしている張本人がそれをいうか?)とか、もっともらしい文言が並びます。

全部ウソとは言えませんが、これはガソリンスタンドの言い分。

ガソリンの補助金事業の際に中抜きして随分儲けたという店主は大勢いました。(ネット上で公言するのだから黙って儲けていた店は相当数あるはず)

元売り26円値上げに対して店頭では30~45円もの値上がりだから当然便乗値上げ分も含まれているはず。

スタンドの言い分の最終的な帰結は元売りが毎週仕入れ値を上げるから自分達ではどうすることもできないという事だそうです。

これは正解!

結局は統合された石油元売りの3社(エネオス、出光、コスモ)が大幅に値上げするからこういうことになる。

彼ら元売りの言い分も前述と同じです。ところが原油価格が下がってもシンクロして下げるって事をしないのがこの業界。

2022年のウクライナ侵攻の時も1バレル120ドル超えまで急騰するも数か月後には50ドル前後まで暴落。

その後は60ドル台で推移していましたが、日本のガソリン価格は全く下がらず補助金事業も継続されて長らく170~180円台で推移。暫定税率廃止直前までこの補助金の垂れ流しが継続しました。(総額8兆円)

大手3社によるカルテルなのは明白なれど、誰も告発もしなければ追及もされないから野放し状態。

甘い甘い補助金汁を吸い続けたい石油連盟と大手元売り3社。

わたしはいつもキグナスのスタンドで入れています。

先週まではレギュラーが134円でした。(LINE会員価格)

他のスタンドは軒並み150円以上でしたからキグナスさんは無理しているのだろうかとかなり個人的に心配していました。

しかし実際はちゃんとした運営をしていてマトモな価格で販売していたことが判明。

キグナス石油は第5の元売り会社でコスモの出資も受けているけれど傘下には入っていない独自の会社です。

だから大手3社による悪辣な販売価格よりも10~20円安い。

だからキグナスで入れるのが本当におススメなのです。

それにしても不思議に思う事があります。

今から28年前の1998年頃はガソリン価格は91~95円でした。

特に愛知県が安かった。(トヨタ城下町の所在県だから?)

よく友人と愛知にガソリン入れにいくか!と冗談を言い合ったものです。

当時のドル円相場は1ドル145~150円の水準。原油価格は15~25ドルでした。

昨今の原油価格の半額以下とは言え、円安水準は今と変わらずだった事を考えればこの1リットル200円が大いに疑問なのです。