このインフレの時代に金融緩和を志向する高市政権。その根拠はただ単に師匠たる故安倍氏のマネをしたいだけという短絡的なもの。今の日本の経済状態を全く考えていないのは明白です。

そんな中、日銀の植田総裁がどうやら久しぶりの利上げを決心した模様です。当然のこと。

アメリカが利下げを実施し日本が利上げするなら円安は止まるのか?

その答えは早晩判明するでしょう。でも為替相場が政策金利によって動くのなら誰も苦労はしません。

そうならないから難しいのです。

わたしは2021年1月から始まったこの円安トレンドも今年の4月で三尊(月足で)を形成した時点で終了すると思っていました。ところが自民党を支える大手輸出系企業の想定為替レートが145円ですから、これ以上円高方向に走ると大変困る政府自民党。物価が上がるから「円安大歓迎!」などとは心の中で叫んでも、公式な場では口が裂けても言えないのです。

それでも円安誘導を露骨にした石破さん、そして高市も円安大歓迎だから日銀に「利上げはするな、円安を容認しろ!」と要望。

馬鹿なリフレ派高市と違って金融政策を担う方達は馬鹿ではないから利上げに踏み切るのです。

さて為替(ドル円)のトレンドの賞味期限はどのくらいかというと、かつては3年おきに変化していました。

アベノミクスは2012年2月~2015年9月まで約3年半に渡って80円→125円に円安が進みその後円高トレンドに。

2015年9月~2020年12月まで実に5年以上に渡って円高トレンドが継続しました。

そして今の円安トレンドは2021年1月から始まってもうすぐ2026年1月ですからまる5年継続中。

物価が2~3倍になるわけです。

ただし現在のトレンドはまだまだ強力な円安トレンドが継続していて簡単に転換するとは考えにくい足型をしています。

賞味期限としてはせいぜいあと持って半年かもしれませんが、さてこの金融政策の利上げがきっかけになるのか。

期待だけで爆上げして来た日経平均も実態経済からかなり乖離しているから高市政権への期待が崩れ落ちれば暴落する可能性が濃厚。今の日本経済の停滞ぶりを見れば適正水準はせいぜい2万円前後。

ヘタをすると万単位で日本株が暴落するのか?

高市政権への期待もあと半年持たないか・・?

そうなるとリスク回避で円売りポジションが一挙に解消されれば円高に急転換する可能性があるのかもしれません

いずれにしてもこの水準で買いを入れる馬鹿さ加減だけは避けたいところです。