今年の夏クールで放映されているアニメは実に91本です。

各アニメのエンドクレジットを見ると実に多くの人々が携わっている事が分かります。

毎週30分枠(実質23分程)のアニメを制作するのに掛かる労力は計り知れない物があります。

そしてこの日本のアニメは今や世界最高峰の水準であり世界のアニメファンからも愛されているのです。

もちろん日本にも数多くのアニメファンがいて既に1兆円を超える産業となっている模様。

それなのにその扱いは酷いの一言です。

まず放映時間は深夜の23時~1時以降とまずリアルタイムで観ている人はかなり少ないのでは。

恐らく大半の方(社会人も学生も)が録画して観ているのではと思います。

我が家でも毎回録画して鑑賞しております。

我が家ではこの夏クールはレギュラー化しているアニメが16本にも及び、二重録画できない録画機を買った事を心底後悔しています。それもあっての事ですが、放映時間が深夜なのに放映時間が頻繁に変更されるこの迷惑行為がたまらない。

またスポーツ中継などが長引くと放映中止になったりと心を砕いて制作に取り組んでいる人達の気持ちと毎週オンエアを心待ちにしているファンをないがしろにするようなこの取扱い方には大いに疑問を感じます。

ドラマでも各局が力を入れているものは21時、22時とゴールデンタイムに放映しますが、深夜枠のドラマは低視聴率覚悟の内容になっているのは否めない事実。

世界最高峰の日本のアニメがそんな深夜ドラマと同じ扱いなのは本当に解せない。

その昔は漫画、アニメは子供向けの片手間制作というポリシーでした。

いまだにそういうズレた感覚の人が仕切っているのだろうか?