参議院選挙を占う意味で結果に注目していました都議選。
ここは小池女王の王国だから都民ファーストが勝つのは当たり前。さて自民党の結果は・・。ご存知の通りの惨敗。過半数どころか持っていた議席も守れずに落城。悪代官森山がいかに国民を馬鹿にしていたかがこれで証明されたのです。(国民は怒っていた)
わたし的にはそれでも自民党に投票したクズ都民が居た事に驚愕です。ところで国民が自民党に愛想をつかした事が明白になったとはいえ、全然安心できないのは野党がだらしないから。立憲の野田が手ごたえを掴んだと言っていますが、恐らく立憲に入れる人は少ないんではなかろうか。そもそも党内で減税の賛否が大きく分かれていたような政党です。暫定税率廃止法案に反対した維新は信用ならない連中ですし、国民民主は党首がここまで頭が悪いのでは話になりません。与党批判のつもりだったのか国民の為の備蓄米をエサと称して自滅。れいわにいたっては論外。社民はほぼ消滅状態。そんな中でわたしが注目しているのが日本共産党。わたしは決して共産主義者ではありません。共産主義が破綻している思想という事はすでにソ連が崩壊した時点で証明済み。日本共産党だけはブレない。主張している事の殆どは国民目線で正しい。彼らも今の時代に共産主義を訴えるつもりはないのでは。そんな思いを抱いている方が結構多い事がこれまた証明されました。わたしは思うに党名をそろそろ変えた方が良いのではと思います。他の野党がダメダメだから消去法で共産という事になっているのかもしれません。でもこの「共産」という文字が色々な意味で日本国民にとって抵抗感があるのは間違いありません。それは日本では帝国主義の時代でも赤狩り(共産主義者弾圧)をやっていましたし、アメリカの支配下に置かれている今など更に共産主義=悪という教育が戦後80年に渡って延々と続けられてきたから当然の事なのです。でも彼らにとっても自分達のしっかりとしたブレないポリシーがあるから、党名を変えるなんて考えてもみない事かもしれません。でも名前を変えたらもっと議席を取れる今が絶好のチャンスだと思うのですが。