小泉農相が予想外に頑張っています。あまりにも迅速かつ的確な動きに称賛の気持ちすら抱いてしまいます。

今までの小泉さんへのイメージは最悪。結局は無意味だったレジ袋有料化に総裁選での論点のズレた受け答え。とても頭がイイとは思えなかったから。至難と言われた郵政民営化を実現させた実行力のあったお父様とは器が違う。ウワサでは小泉さんのブレーンになっている農林官僚がいるらしいとのこと。でなければ政治家だけでこれ程素早く動けないはず。まあどっちにしてももう既に2160円の店頭価格で買える事になったのです。あらかじめ店頭価格を発表したのも感心です。卸や販売店が暴利をむさぼらないようにする効果てき面。いまやおかしな事をすると集中攻撃を喰らうご時世です。みんなイライラしているから・・。ところでこの小泉農相の躍動ぶりたるや本当に凄い。さすが減反廃止を唱えてきただけの事はある。ところがネットを中心に小泉農相へのバッシングがすでに始まっている模様。ここが日本人の嫌らしい所なのです。「古古古米なんて動物の餌以下、こんなクソ不味いもの恵んでもらって喜ぶアホいるの?」というSNS投稿をわたしは今日直接見ました。これが日本人の感覚なのです。実に悲しい。巷の母親は古古古米なんてとても子供に食べさせられない、と早速拒絶反応。この人達実際に食べて批判しているのか?お米の管理はとても大変なのです。転売ヤーがロクな管理もせずに売れない損した!と自滅していった事を思い出して下さい。政府がふんだんに資金(税金)を使って完璧な状態で保存していた訳だから食べられないはずは無く、実際にワイドショーのコメンテーターが試食したら全く問題なかったとのこと。それは当たり前。もしも4年前のコメがマズい、臭い、ならばすぐに社会問題に発展するからそんなものを一般に放出するはずがない。

批判はされつつもやっぱり2160円のお米は既に完売状態だそうです。なので銘柄米の売れ行きが激減。(ざまあみろ!)

高い値段で売ろうと目論んでいたJA全農は大慌てで「こんなに備蓄米を出して地震が来たらどする!」と怒り出すものの、巷からは、利権を守りたいだけ、負け犬の遠吠えとバカにされて炎上中。(ざま~みろ!)

それにしても不思議なのは小泉さんを農相に据えたのは石破の後ろにいる森山幹事長。

JAとタッグを組む農林族の大ボス。この老害王がだまって見ているのも不気味。こうなる事を承知で小泉さんに託した訳だから何か裏があると考えるのが自然なのです。

減税反対、暫定税率廃止うやむや、安い輸入米反対、と選挙2ヶ月前に自民党を壊滅に追い込むような発言を繰り返してきた老害幹事長によるしたたかな罠かもしれません。

所詮こわっぱ(小泉)にナニができる?と送り込んで、古いお米の在庫処分をさせて2160円で買えるのは30万トン限定。

減反を止める気は毛頭なく、小泉農相のパフォーマンスで自民党に投票する人が増えれば安いもの。

野党はバラバラ状態で国民の玉木は「備蓄米、1年経ったら家畜のエサ!」と言って炎上中。

結局は消去法で投票先は自民党しかなく小泉パフォーマンスがダメ押しになれば政権は盤石とでも思っているのでしょうか。

さてわたしの見立てが合っているのか、それとも小泉さんが減反廃止を本当に実行できるのか。

あと数ヶ月で判明します。

因みに、わたしは自民党には死んでも投票しません。