ロシア領内で起こった誠に不幸な航空機事故。アゼルバイジャンの民間機がロシアの迎撃ミサイルに被弾して墜落した模様です。ロシアの機嫌を損ねたくない小国アゼルバイジャンが早々にロシアによるミサイル誤射との結論を出して、早く認めてほしいと声明を出したのは極めて異例です。でもこれは後々西側諸国による尾ひれのついた告発でロシアが吊し上げになるよりはマシ、というアゼル人ならではの配慮なんでしょう。実はこの不幸な事故の裏にはウクライナの影がちらついています。そもそも戦時下のエリアに民間機の飛行を許可すること自体がおかしいという見方もあるでしょう。でもそうせざる負えない事情もあると考える方が自然です。そして民間機が飛来する時間帯と場所を入念に調べ上げてドローンを飛ばすウクライナ。ロシア側が誤射によって民間機を落とせば世界中がロシアの責任を追及するという事を期待しての仕掛けかもしれません。(断定はできないが)

元々自国民を犠牲にしても何も感じないウクライナのゼ大統領。ウクライナ東部の駅でミサイルによる攻撃で死傷者が多数でた時は大騒ぎしていたのに、その後西側の機関がミサイルがウクライナ製だった事を発表するとダンマリ状態になった。ロシア軍による犯行として有名になったブチャでの虐殺事件。実際にブチャに取材に行った知人のジャーナリスト氏によれば自由な取材は一切許されず全てウクライナ側の仕立てた筋書きに沿うようにという強い意向が働いていたそうです。どうも違和感がいっぱいのこの事件。前述の2件はいずれもウクライナによる自作自演とロシア側は主張していました。真実は闇の中に・・。

ロシア産の天然ガスの西側諸国への供給が年内いっぱいでストップすることになるようです。ここでもウクライナが一役買っていてウクライナ領内のパイプラインの使用を認めない事になったとか。ロシアは商売相手が例え西側諸国であっても金になるなら輸出はいとわないという姿勢。でも本当に困るのはスロバキア、ハンガリー、オーストリア。ウクライナにとっては死活問題になる他国を犠牲にしても知ったこっちゃないという姿勢は不変。自国民の次は隣国や周辺国の国民生活を破壊しても構わないという戦略。こういう事を続けていくとその内に孤立化を深めていく事になるのかもしれません。