この夏クールのドラマで“しょせん他人事”というドラマが放映されています。このドラマはネット系トラブルを解決する弁護士の物語です。とても着眼点が良い!ただいま開催中のパリ五輪でも選手や審判への誹謗中傷が大きな問題になっています。

日本人は人前ではお行儀が良い世界的にも評判の良い国民だと思われていますが、ひとたびネットの中に身を隠せばやりたい放題の輩が多いのも事実です。誹謗中傷で自殺してしまった方もいるというのに一向に減らないこの事象。このドラマはそういう輩への

法的な対処法を解りやすく解説してくれます。ネット民をあぶり出すのには実にお金が掛かることや、損害賠償請求をしても無視されれば更にお金が掛かり、差し押さえ執行もあまり意味がないという事など現実的にはネットの愉快犯をのさばらせる事になるんだと納得。財力のある政治家やタレントさんが開示請求をして本人を引きずり出してみたら、根暗な中年女だったりお馬鹿な若造だったりと結局は責任の取れない連中だった事が多いみたい。その昔、今から30年くらい前はネット上での誹謗中傷は2ちゃんねる限定でした。だから2ちゃんにアクセスしなければ気にする必要はありませんでした。それでもあの当時わたしが関わっていた趣味の愛好会で中傷合戦に発展しかなり揉めてました。気にしなければ・・、という訳にはいかなかったようです。でもこの時代ありとあらゆるSNSによって拡散される時代です。ドラマでは中傷をしていた人たちの言い分を見ているとさもありなん。“ちょっと意見を言っただけ”とか“軽い気持ちで書いただけ”というもの。こういう書き込みが集まるととてつもない暴力的な力になるから恐ろしいのです。やっているのは実は普通の一般的な人達です。だから減らない、むしろ増殖する傾向にあるのです。当ブログにも中傷のメッセージや書き込みが時々来ます。相手はもちろん匿名です。名乗らない相手にはまともに相手をすることはありません。しかしながらわたしの場合名前も住所も電話番号も全て公開されているので当家に対する嫌がらせが延々と継続しています。何がそれほど気に入らないのかは不明。でもごみを投げ込んだり、火のついたタバコを投げ込んだり、車に傷を入れたりといつも忘れたころにやられています。最近ネット民も凸るという実際に相手の自宅に押し掛けるケースがあるようです。我が家もかなり前からその標的になっている模様。投げ込まれたものは全て証拠品として保管してあります。すでに旭警察署への届け出を済んでいて刑事課の担当者がちょくちょく立ち寄らせて下さい、という事になっております。いちおう対策は講じていて防犯カメラを取り付ける準備をしているところなのです。