先ごろ国会で違反自転車への青切符の交付が決まった模様です。

この決定にSNSでは待ってました!とばかりに強く賛同する書き込みやご意見が多数寄せられ、世間の関心の高さと迷惑自転車への怒りは国民感情にまで深く浸透しているんだと思いました。常日頃、“チャリカス”と揶揄される無謀な自転車運転者への底知れぬ腹立ちは誰もが感じていたという訳なのです。でもこれらの無謀な運転を繰り返す人々は特定の連中ではなくて、こちらも多くの一般国民というところが実に厄介なのです。わたしの知人でかつてわたし達のイベントに来てくれた男性のお父様がスマホ片手の無灯火自転車の中学生に夜激突されて植物状態になってその後亡くなられました。相手は中学生だから罪に問われる事もありません。どこかの札付きのワルにやられたわけでもなく普通の中学生に轢き殺された知人のお父様。誠に痛ましい事件でした。こういう事を本当に繰り返す事の無いように厳しくチャリカスを取り締まってくれるのかが、現実的な課題でしょう。ただし日本人の国民性から言うと見せしめになるヤツが続出するとみんな一斉にお行儀が良くなるのです。空気に支配されているこの国はすでにチャリカス=社会のクズという見識になっていますから、警察が本腰入れてバンバン取り締まり、罰金を払わない輩をどんどん逮捕して拘留していけば変わっていくのかもしれません。この手法はNHKが得意なのです。潤沢な資金力のあるこの組織は未契約者を次々と訴え、民事訴訟で強引に勝って受信料を何倍にもして払わせるというやり方でいう事を聞かせようとしているのです。思えば煽り運転の取り締まりも最初の頃は逮捕者が続出し報道でも取り上げられていました。証拠の映像を提出して被害届を出せば誰もが被疑者になりえるちょっと怖い流れでしたが、煽り運転も以前よりは減っているのかもしれません。逆走に信号無視に片手運転当たり前。特に子供用の座席を装着している張りぼて型のママチャリに乗っている母親、父親の運転マナーは最悪です。問答無用で取り締まりに遭って警察沙汰になる見せしめチャリが増えれば増える程この国の道路は安全になるのかもしれません。早くそうなってほしいが、運用が始まるのはここ1、2年以内という事なので警察の腰はまだまだ重そう。何せ面倒くさい事だから。