昨夜、映画“ラーゲリから愛を込めて”という動画がアップされているのを見て思わず2時間15分見入ってしまいました。
これはシベリヤ抑留の話です。二宮氏演じる実在の人物山本氏が強制収容所の人々に希望を与え続けるという人間ドラマでした。それにしても、この映画の中で描かれるソ連兵(ロシア人)は実に悪逆非道でした。撃ち殺された戦友の通夜を収容所内で秘かに行う仲間達。そしていきなり現れて祭壇を蹴り倒し、抗議する二宮氏をブーツでボコボコに蹴りまくるロシア兵と将校。全編を通してその悪党ぶりが描写されていました。まあこれらは実際にあった事なので仕方がありませんが。また映画203高地では捕虜のロシア兵が日本人を“黄色いサル”と揶揄して殺されそうになる場面があったり、掩蔽壕内に転落した大勢の日本兵を機関銃で皆殺しにする場面があったりと、この映画でも酷い描かれ方でした。まあこちらも事実なんだと思います。そしてウクライナ侵略の張本人プーチン率いるロシアは今や世界の敵なのです。かつて映画に出てくる悪党はドイツ人と日本人と決まっていました。それが最近は悪党の8割がロシア人で2割が中国人という感じです。日本人は本気でプーチンロシアが世界征服を始めたと思っているのでしょうか。複雑な事情を知らないで批判を繰り返す人が増えるのも日本のメディアの功罪が大きい。実際にロシア人と結婚し、ロシアの家庭料理を食べ、彼らと家族になれば彼らの温かさ、優しさ、陽気さがよく分かります。日本ではいまだにロシアの事をソ連という人がたくさんいます。それほど日本人にとっていけ好かない評判の悪い国なのです。実はこんな事を今さら書いているわたし本人だって在天の妻と知り合うまではソ連人が世界で一番嫌いな人々でした。わたし自身もアメリカのプロパガンダに完全に飲み込まれていたんだと反省しなければなりません。