いよいよ先日の内視鏡検査で摘出された腫瘍の生体組織診断の結果発表が明後日に迫りました。昨日は交流中の町田市の中学校の吹奏楽部の皆さん(約20名)の前で演奏してきました。私の癌との闘い(癌を取り除く闘い)も早いもので今月でまる1年です。思えば昨年11月の会社の健康診断で便潜血陽性が出てからが始まりでした。3回の検査を受けて摘出された腫瘍は20mm➡15mm➡6mmとだんだん小さくなっているのに、良性(数年後には癌化)➡癌一歩手前➡?(今回)という具合に内容が悪化しているのです。運命的な順番から言えば今回は癌になっているという事になります。医学的な根拠の全くない馬鹿げた憶測ですが、意外とこういう流れは変えられないものです。その結果があとちょっとで判明します。吹部の皆さんにはとても言えることではないから、何事も無かったように振る舞ってきました。ところが8月の夏のコンクールの日、「これで引退の3年生と二度と会えなくなる」という可能性が出て来たので思わず全員の前で告白しました。なぜ急激にダイエットしているのかという理由と検査結果によっては最悪の場合もありうるという事をです。そしてコンクールが終わって1,2年生の皆さんには25日の検査で新たな腫瘍が見つかった事を伝えました。ここは自らを鼓舞すべく彼らの前で演奏しなければと思いました。実は1ヶ月前に来年入学予定の小学生の皆さんを招いての体験会がありました。本当はそこで演奏するはずでしたが、残念ながら時間が無くなってNGでした。元々は吹部の皆さんがコンクールで過去最高位の銀賞を受賞したお祝いに演奏するつもりだったのです。巡り巡って昨日演奏することになったのはモンティのチャルダッシュです。今回は世界のトッププロの演奏動画(金管5重奏伴奏のユーフォソロ)の音源をそのまま使いユーフォソロを耳コピして随分練習しました。やっぱり難しいこの曲。ゆっくりとした前半はとても難しく何度も繰り返し練習しました。中盤からの速いテンポの展開は流れに乗れば意外とミスらないで通過し、トリオの高音部は要注意でした。ラストのスピードが速くなってのフィナーレもかなり練習しました。動画のプロ奏者マトニッツ氏が凄く速いテンポにギアチェンジするので付いていくのがやっとでした。演奏結果は心配だった部分はオールクリアでした。ただいつもミスらないテンポが速くなる序盤でなぜかミスが出ました16部音符2つ分音が外れました。ああ、惜しい・・。練習では完璧演奏が一度も無かったのに・・。ここさえミスらなければと悔しいミスでしたが、わたしにとっては良い経験でした。そして今回急遽もう1曲やることに。今、放映中のアニメ「青のオーケストラ」の先週の回の冒頭で演奏シーンが出て来たカルメン闘牛士です。わたしは是非テューバでやってみたくなってきたのです。急いで暗譜し1週間の練習でぶっつけ本番でした。いささか雑な演奏内容だった事は否めませんが自分自身を奮い立たせるのには良かったと思います。今日、顧問の先生から当日の演奏の模様を録画したデータが送られてきました。食い入るように聴いて見て、意外と出来ていた(一ヶ所ミスはあったけれど)とホッとしました。先生もとても良かった、と感想を下さいました。わたしにとっては何よりの励みになりました。渾身の演奏に込めたわたしの想いが吹部の皆さんにも伝わったようです。