ここ最近のニュースで学校給食の業者による破綻騒動が取り上げられています。給食が提供できなくなって学生が可哀そうとか、従業員が以前から警告していたとか、当該業者のH社の社長さんの事がクソミソに書かれています。ところが記事をよく読めば安い価格で「これでやれ!」という役所と「質を上げろ!」と文句を言う学校の板挟みで結局は倒産という憂き目なのです。

学食や給食は安くて当たり前という感覚が給食業界を破綻に追い込んでいるのです。少し前には送料無料が当たり前だったから宅配業者が追い詰められて配送員による爆発動画(荷物を投げつける)が拡散し大問題になりました。日本人のタダ感覚は世界的にも珍しい国民性なのでしょう。イタリアに行ってトイレが有料なのに驚き怒り出すのは日本人だけです。日本以外の国は全部有料なのです。日本人もいい加減このタダが当たり前という感覚を改めないと日本はどんどんダメになっていくような気がします。与えられたサービスに対しては正当な対価を支払うという事がどうも日本人にとっては有り難くない事なのです。我が家の民泊も今後料金をどうするか真剣に検討しています。一泊素泊まりで3500円(税込)がどうもコスパの悪い宿という事になっております。(レビューの結果)いっそのこと民泊第1期でやっていたように2500円税込朝食付きでやろうかなんて思っていますが、タダが当たり前という感覚の日本人が来ると困るのです。第1期の頃は海外からのゲストが喜んで宿泊してくれました。(日本人のゲストは本当に少なかった)彼らは安いのをよく理解していておかしな使い方はしませんでした。ところが前述のような日本人のゲストならたとえ2500円でも支払えば何でもタダとばかりに酷い使い方(お湯出しっぱなし、水出しっぱなし、電気つけっぱなし、調理器具汚しっぱなし等々)をしてくれるのです。だから今悩んでおります。素直に安くて良質な宿と評価してくれればやりがいも湧いていますが、安い料金だけ享受して、壁のシミがどうの、トイレの臭いがどうのとレビューで書き立てられるのがオチだから一泊4000円に値上げしたくなるのです。