野球のWBCが日本の優勝で幕を閉じました。

久しぶりに日本人にとって嬉しいニュースでした。

ところが、不謹慎ながら私自身はあまり興味がわかずじまいでした。

どうも、ワールドカップサッカーで我がドイツが2大会連続でGリーグ敗退した事がいまだに尾を引いていて、私自身がスポーツ全般に興味を失っております。私個人の問題はさておき、タクシーの仕事をしてるといろいろな人たちの会話を聞くことになります。

今回驚いたのは、このWBCの話題で車内が持ちきりだった事です。しかも男性よりも妙齢なご婦人方がです。

高齢女性の皆さまが日本代表の選手に実に詳しく、私に丁寧に解説して下さった女性も昨日いらっしゃいました。

準決勝でメキシコに勝った日など、午前中から車内で興奮気味の中高年女子の皆さまが楽し気に会話されていました。

私は翌日のしかも朝に決勝が行われる事を全く知らずに、車の洗車をしていたところ、普段物静かなお向かいの旦那さんが手を叩いて大騒ぎしていました。

何事かと思ったら日本がアメリカに勝った瞬間だったようです。

これがサッカーW杯 での優勝なら若者達が渋谷や新宿で大騒ぎするのかもしれませんが、そういうニュースはありませんでしたし、若年層の乗客の方達はWBCの事を話題にもしていませんでした。

やはり野球世代は昭和かなあ、と少し実感しました。

60歳以上の世代の人達はリタイアと共にコロナ禍に襲われ、戦争での物価高騰が年金を直撃し、世間的には老害世代と呼ばれる事もしばしばで心身共に疲弊していた貴兄も多かったろうと思います。

そんな中での野球での世界一はとても明るいニュースになったのでしょう。

ザ・昭和世代に勇気と希望を与えたのは確かです。

ただ、それ以前にメジャーリーグの優勝決定戦がワールドシリーズと呼ばれているように、WBCでの優勝が真の世界一と本当に呼んでもいいものか、野球の母国アメリカ人が考え始めているのかもしれません。