久しぶりに通常のブログ再開です。1ヶ月半に渡って更新しました女子戦記シリーズですが、思ったほど読む方も少なく、それでもロシアのサイトやYouTube動画など、あらゆる資料を調べて書き上げた満足感はあります。まるで神話のようなこのシリーズでしたが、もちろん読む方によって賛否両論があるでしょう。特に女子高射砲連隊の話は異なる2つの説があって、私の持っている独ソ戦の本には先鋒の装甲部隊が全く抵抗を受けずに敵砲兵を撃退と書かれていました。現場に着いてみると高射砲を地上軍に対してどう扱っていいのか解らない十代の少女兵達が戦死していた・・、というのです。ところが第16装甲師団が大損害を出して司令官が更迭されたというのは事実で、これはいろんな資料に共通して書いてありました。私の方はロシアの赤軍系アーカブスサイトと欧米の動画でこの連隊の活躍ぶりを確認しました。また映画化もされていましたので、ドイツ軍戦車83両撃破というのが事実、と解釈しました。戦場での白兵戦では大柄な正規軍の男性兵士と小柄な女子兵士では差があるのは当たり前ですが、彼女達も強力な武器を手にすれば男性と同等以上に活躍した、というのは事実でしょう。スターリングラード戦では30万人以上のドイツ兵が戦死しました。女子戦闘機パイロット達も数千回の出撃での撃墜戦果は38機(殆どが輸送機か爆撃機)と少なかったのですが、地上軍への機銃掃射で相当な数の車両を破壊し1万人以上のドイツ軍兵士を殺傷していたようです。当時は女性兵士が大変珍しい存在でしたが、現代では当たり前のように戦闘部隊に配置されている訳ですから、男女同等も随分進んだものです。戦闘場面などの記述の中で女子兵士達の口調を、現代の日本の女子の口調に置き換えてみました。少しリアルな感じがでるかなと思いました。「ウラ―!(直訳で万歳)」を「イェ~!」とか「マラディエッツ(直訳でよくやった!)」を「やったね!」などいささか間の抜けた感じになってしまっていたらそのあたりはご容赦下さい。こうした現場でのやり取りなどは、かなり詳しく調べていくと本人や同僚の回想録などの引用から引っ張り出す事もできました。ただしそういう資料がない場合は推測で書かせて頂いた部分もあります。80年前のヒロインものということでお楽しみ頂ければと思います。
さて、明日からはウクライナ支援の進捗状況など書きたいと思います。