ここ最近我が家でかかったメンテナンス系の出費が、楽器のメンテ費用に約8万円、車の車検&修理に約15万円、そして家のメンテ費用がまずは混合水栓交換に8500円でした。楽器のメンテ費はテナーテューバのロータリー調整とピアノの調律修理にあと3万円程、車の修理(セルモーター交換)に4万円程今後かかりそうです。家のメンテ費は給湯器の交換にガスコンロ&オーブンの交換などに30万円程かかりそうです。今回はキッチンの古い混合水栓の交換をDIYで行いました。業者に依頼すれば工賃だけで2万円程かかるとのことなので、自分でやれるところまでやってみようと挑戦してみました。給湯器やコンロ等のガス系は業者さんに依頼しようと思っております。さて、今回の水栓交換ですが、一見素人でも簡単にできそうなものです。ところがネットで情報収集してみると、DIYでやろうとした方達全員が古い水栓の取り外しにかなり苦労した事が書かれていました。新しいタイプの水栓は取り付けがとても楽で説明書をじっくり読みながらやっても30分あればできました。問題は旧型水栓の取り外しなのです。現用の水栓と違って旧型の水栓は本体の下部が直径4cmほどのボルト形状になっていて、システムキッチンの人工大理石の床面の穴に差し込んであって、反対側から直径5cmほどの六角形のナットでガッチリと留めてあります。構造的には誠に単純で本体の下のキッチンシンクの下にある止水栓に銅製のパイプで接続してあります。この止水栓の接続部分を(お湯と水)外して六角ナットを緩めて外せば、本体をスポッと引き抜くことができるわけです。誰もが直面する問題なのはこの大型の六角ナットを外す事です。まずこのナット部分はキッチンの下でシンクと壁に挟まれた幅10cm程の狭い空間にあります。そして対辺が4cm以上あるので専用の工具が無いと外せません。ウチの場合、対辺47mmの専用工具ということでしたが、市販されておらず(あまりにも古くて)そもそもこの段階から壁にぶち当たりました。キッチン下に仰向け状態で潜り込んでモンキーレンチを当ててみましたがナットが大きすぎてどのレンチも幅不足でダメ。唯一旧型のモンキーレンチがやっとハマったのですが、レンチを回せる幅が2cm程しかなくて、回すと本体も一緒になって回ってしまい外れません。つまり完全に固着していて、仮に専用の工具があってもこれでは外せない事が判明。仕方なく床面に出ている本体の根本の部分を金ノコで切断しようと金ノコを買ってきましたが、金ノコの歯を抑えるフレームのせいで根本から数ミリ浮いた部分からしか切れないため、この手も使えない事が判明しました。それに厚さ4cmの金属を金ノコで切断するには相当な時間と労力もかかります。結局のところ八方塞がり状態になってしまいました。そこで我が家にある数少ない文明の利器である電動ドリルを試してみることに。電動カッターのような機械はそうそう家庭にはありませんが、ドリルならDIY系の人なら持っているのではないでしょうか。このドリルを直径3mm位から6mm位まで3段階に分けてナットの部分に狙いを付けて掘削していきました。さすがは電動ドリルだけあってナットとボルト本体の両方にかかる部分に直径6mmほどの穴を3つ開けることに成功。この作業だけで約30分かかりました。仰向けの態勢でもの凄く手が疲れましたが何とか穴あけができました。この作業でポイントになるのは途中で何度もCRCをたっぷり吹き付けることです。穴あけ終了後に旧型レンチを当てて取り外した銅菅を左手でしっかりと握りながら回すと、ゆっくりと回す事ができて、何とかナットを外す事ができました。最初の失敗工法でのロスも含めて取り外しに約2時間かかりました。古い水栓の取り外しで困っている方は電動ドリルでナットの一部をカットしていくと外れるようです。