動画配信サービスの記事を書きましたが、アマゾンプライムの他にUNextとも契約を結びました。こちらの方がより多くの映画が楽しめるからです。いろいろと映画を検索していたら2016年に私達親子が製作に携わった映画ベースメントを見つけました。あの頃は上映前に情報発信は絶対ダメと言われてましたので、私もブログに書いてませんでした。あれから5年経って出来上がった作品をようやく楽しむ事ができました。当時私は知人のM氏に車両担当で参加しないか、と誘われました。当時はフリーの状態で民泊やらドライバーの仕事やらスポットでバイトをしていました。条件は日給1万円でした。後になって失敗だったと思いました。時間制限のない日給ですから拘束時間が半端ない長さでした。私も役員車のドライバー時代はそれなりに待機はしましたから慣れてはいましたが、出庫から帰宅まで最大17~8時間の拘束は正直くたびれました。あの当時は真夏で炎天下の中、エンジンかけっぱなし、エアコンつけっぱなしで10時間以上待機、なんていう日が何日もありました。トータルで10日間位のフォローだったでしょうか。主演のM氏が“これじゃダメだ”と何度も撮り直しになって時間が深夜に及んだこともありました。さすがにスタッフや共演者たちからも不満が聞こえてきました。私も“あ~あ”とため息状態でした。撮影当時はやっつけ仕事のような感じでしたので(特に裏方スタッフは)そんな精神状態でしたが、映像作品を世に出すというのは大変なんだと今はよく理解できます。今、私が挑戦中のモスクワへのリモートコンサートも仕上げるのに本当に時間がかかります。いいものを、と思えばどんどん欲がでて時間が湯水のように過ぎていきます。当時のM氏もきっと同じだったんだろうと思います。そして私と娘はほんの1カットですが出演させて頂きました。ちゃんと台詞も一言づつありました。映画の最後に流れてくるクレジットに私達の名前(私の名前は出演者と車両担当で2回でてきました)を確認すると、当時の苦労が報われた気持ちになりました。実は撮影後に娘が病気を発症してしまい、試写会には参加できず、M氏とも共演者スタッフの皆さんともそれっきりになってしまいました。今あらためて映画ベースメントを鑑賞すると撮影当時の情景が蘇ってきます。レビューでは散々な事が書かれてましたが私は楽しめました。世間的には億単位の予算を使った映画でも駄作はたくさんあります。この映画も出演者のギャラや経費などで恐らく数百万円位はかかっていたことでしょう。内容は日本のアングラ社会を少しコミカルに描いていました。音楽の選曲もよくラストは駆け足気味のまとめではありましたが、楽しめた作品に仕上がっていました。親子で映画製作に携われた貴重な経験になった作品でした。