先週の金曜日の朝、明けの日に会社から電話がかかって来ました。3月に受けた適性診断の結果の中で、「睡眠時無呼吸症候群の疑いあり(SAS)」という一文に気づいた職員が慌てて連絡してきたのです。早く医者に行って検査を受けて下さい、とのこと。検査結果で問題ないということにならないと乗務停止にするという訳です。なるほど、SASは交通事故に直結する訳ですから一見筋の通った対応に見えますが、「待てよ、これは妙だ」と気づきます。トラック協会で受けた適性診断。テレビゲームのような反射テストを繰り返し、最後に20問ほどの質問に答えます。確かにSASに関する質問もありました。「睡眠中に呼吸が止まったと言われた事がありますか?」とかです。この手の質問には自覚が全くないので全ていいえと答えました。ただ、いびきをかきますか、という質問には、うっかりはいと答えてしまったのです。後は体重を正直に86kgと答えたら、結果にSASの疑いあり、と出てきた訳です。どうせ下らない検査と思ってましたから、おかしいな、と思いながらもスルーしていたら、今回のような大事に発展してしまいました。医学的根拠が全くないこの、疑いあり、ですが職員は適性診断の結果だから、と頑として譲りません。さすがに明けで疲れてましたから、職員と言い合いになりました。結局、乗せない、の一点張りなので病院に行くことになりました。もちろん費用は全て自腹です。(これが腹の立つところですが)それにしても、この検査、とにかく時間がかかります。病院で診察を受けてから、検査機器を発注し、宅配で届いたら、自分で一晩機器を装着して検査します。再び宅配で業者に返送してから結果が出るまで1週間かかるとのこと。結果がでたら、再度病院へ行ってドクターから説明を受けます。全て終えるのに約10日程かかるようです。なので私は今、2週間の休暇中になっております。さすがに乗務停止と言っても、懲罰的なものではないので、本来の出番4回分には休業補償をつけるとのこと。(当然です)今日、午後に病院に行って来ます。私的には、SASの定義には掛かってない(1時間に無呼吸5回以上)と思います。