29日に娘と聖マリアンナ医科大学病院に行って来ました。娘の多発性硬化症の定期健診です。大阪大学の研究発表によるケフィールがこの病気を抑制するという学説をとにかく信じて半年が経ちました。ここ最近の血液検査では安定した良好な結果が出ていました。免疫抑制のジレニアの服用は継続しています。病院での治療はもっぱらこのジレニアの処方と検査のみです。それ以外に手の施しようがありません。それが難病なのです。この難しい病気に効果のあるというケフィールヨーグルトを毎日コップ一杯飲み続けるという事を続けてきました。今回は昨年の5月以来のMRI検査を受けました。通常は血液検査の後、MRI撮影を受けると大体2時間くらいは待たされます。放射線医による読影とレポートが担当医に届くまで時間がかかるからです。ところが今回は予想に反して40分程で診察室に呼ばれました。担当医はニコニコしながら私達を迎えてくれました。彼は開口一番「良好な結果です。」と言ってくれました。専門医の読影を見るまでもなく素人目にも病変の変化が確認できたからです。下に検査時のMRI画像を張り付けました。サイズの関係なのか、どうやっても右回転ができず横向き画像で見づらくて申し訳ありません。向かって右側(上側)の画像が昨年5月のものです。左側(下側)が29日の画像です。丁度脳の中央の黒い部分を根元にして(上右寄りに)白い三本の影が写っています。(鳥の羽のような、長い影1本、短い影2本)これは多発性硬化症の病変(炎症している部分)で昨年の画像ではこの白い影がはっきり写っていますが、今回はぼんやりと薄く変化しているのがご確認頂けると思います。確実に治まってきているのです。極めてゆっくりなペースですが良好な状態に向かって進行しています。これがケフィールによるものだと、私は確信しています。担当医は医学的根拠に乏しいケフィール効果を口にはできませんが、驚いている様子でした。実際にこの病気特有の倦怠感や手足の痺れなどは消失しており、腸内の環境改善により便通も良くなっております。生理不順もありません。先日お客様で製薬会社出身で獣医の先生と話す機会がありました。この免疫疾患のカギを握るのは腸内細菌だと仰ってました。なので腸内を改善するケフィール摂取は理にかなっているとも仰っておられました。多発性硬化症の原因や抑制は腸内細菌に関係しているという研究が進められているとのことでした。
