いよいよ民泊を終焉させる宿泊事業法が今月15日から始まる。民泊推進で増え続けるインバウンドの受け皿にしたい政府の思惑とは裏腹に各自治体の嫌がらせによる規制で民泊業を廃業する人が拡大中だ。ウチの近所で賃貸マンションを借りて営業中のホスト君も今やキャンセル料無料を謳って最後の一儲けに躍起である。来月以降の予約は受けていない模様。固定費ばかりが掛かって赤字なら止めた方が賢明だ。ウチはと言うと、別にすぐに止めなくても固定費(賃料など)がかかる訳ではないから、他のホストに比べればまだ恵まれている。だが、面倒な届け出や馬鹿高い登録税を払う前に一旦見極めたい。15日を境にどれだけ民泊の地図が変わるかをだ。エアビー側は躍起になって届け出をするように催促してくる。先般は直接電話が掛かってきた。私が民泊を始めてちょうど丸3年が経過した。もう2年近くスーパーホストを継続し、59件のレビューを頂いた。とりあえず今は一旦閉鎖して様子見に徹する。賃貸マンションを幾つも借りて手広くやっていたビジネスライクなホストにとっては痛手だろうが、もう十分元手分以上に儲けたろうからそろそろ引き際だろう。移民や外国人の流入を嫌う日本人にとっての極めて正しい選択なのだろうと思う。