先日airbnbでアジア系の女性(アメリカ人)が白人の女ホストから宿泊拒否に遭い問題になった。しかもとんでもない差別発言を浴びたという。これが21世紀の先進国アメリカでの出来事かと思う。そうしたら、今度はユナイテッド航空で乗客が引きずり降ろされたというニュースだ。最初はこの乗客黒人男性と報道されていたが動画を見たらこちらもアジア系だった。まあ彼ら白人からすれば黒人だろうが黄色だろうがみんな一緒だ。経費の掛かる航空業界のことだから満席にして飛ばしたい気持ちは良く解る。だが決められた手順を踏まずに適当な黄色いサルを選んで殴った挙句に引きずって降ろしたのは相当にマズかった。お陰でUAは1100億円分の資産価値が吹っ飛んだという。被害に遭ったのはいずれもアジア系だ。白人がこんな目に遭う事は珍しいのかもしれない。それでも問題がこれだけ大事になったのはまだまだ民意が正常に機能しているという事だ。頭から血を流してメガネがずり落ち哀れな姿で引っ張られていくアジア人を見て周りの乗客たちが「もっとやれ!」ではなく「ナニやってんだ!」と叫んでいたのもホッとさせられる。まだまだ欧米を中心に差別は根強く残っているのだがこういう事をすると熱いお灸をすえられるという事を白人どもは思い知った事だろう。UAのCEOが陳謝したが時すでに遅かった。