昨日は朝から娘を連れて大学病院に向かった。朝一で電話して先日診断してくれた脳外の先生から連絡がいっているのかと思ったらそうではなかった。この大学病院には地域医療連携係というのがあるらしいが全く機能していない。結局11時までに来てほしいとのこと。そこですぐに出発したが結局は一般の外来患者の初診と同じでまた一からやり直しだった。問診票に“どこが痛いですか?”といった初歩的な質問にまた答えなければならなかった訳だ。その後待つこと4時間、やっと呼ばれて診察となった。脳外の先生の話ではすぐに入院すべきという切迫したものだったがこの病院では“こちらの先生が判断します”とのこと。随分のんびりしているなあ、と大学病院故にシステム化されているから仕方がないと諦める。ところが診察の結果すぐに先生がベッドを押さえてくれた。即日入院が決定。さすがに大学病院だからいろいろな可能性を疑う。先日診断された多発性硬化症の疑いは強いが似た症状の病気の可能性も検討するという。そこで昨日からいろいろな検査が行われた。程なく病名が確定するだろう。わたしとしてはこれから掛かる莫大な医療費を何とかしなくてはならない。その事を気にする娘に“心配無用!”と言い聞かせた。予後に投与が必要な薬価だけでも月額約60万円以上だ。それを一生払い続けなければならない。薬を打ち続けなければならないのも辛いが経済的な負担も大きい。