8月下旬から9月にかけてドスンと米株が調整するという観測はまだくすぶっているが、実際には米雇用統計が予想を微妙に下回ったことによりゴルディロックス相場(いいとこ取り相場)になっている。9月利上げ観測後退により株があがり年内利上げ観測によりドル買いとなり全く整合性のない相場になっている。そんな中でも豪ドル・ドルが強い展開となっている。それもそのはずで7月に20ヶ月移動平均線を相場が上抜けして週足で上昇トレンドに入った所だ。直近ではドル買いにより弱含んでいてむしろこの時期に弱い豪ドル円が強いのだが今日改めて豪ドルストレートが持ち上がってきた。明日のRBAでは金利据え置きが濃厚なため短期的に売られていた豪ドルの買戻しが加速する可能性が高い。豪ドルの地合いをよく確認できたのが先週の豪小売売上高だ。悪い結果にもかかわらず一旦下振れした後一気に買い戻された。トレンドが波に乗り始めたら指標の結果などあまり意味が無い。むしろ上昇トレンドなら悪い結果は絶好の買い場になる。今日以降ドル買いが反転するようならドル円はまた下がるだろう。長期的に見て円高時代はまだまだ続くはずだから100円を挟んで上下に推移する低位レンジ相場形成が濃厚。だからドル円が下がれば豪ドル円も下がるからクロス円は止めた方が無難だ。今しばし様子を見ながら豪ドル・ドルの買い場探しである。ドル買い最後のひと伸びがあれば豪ドル・ドルにとっては絶好の買い場になる。0.76突破前にもう一波乱欲しいところである。