先日宿泊してくれた友人からJホラー“喰女・クイメ”が怖いと聞いて早速レンタルビデオ店で探してみた。新しい作品かと思っていたら意外と年数が経っている旧作だった。四谷怪談の現代版といった感じのストーリーではあるが、設定がある劇団の四谷怪談公演前の稽古風景が中心になっているからおどろおどろしい四谷怪談そのものも楽しめる。思えば私が子供の頃の怪奇映画といえば四谷怪談は定番だった。その後エクソシストを皮切りにオカルト系、スプラッター系にゾンビ系と新しいジャンルが登場してきてホラー好きの私を大いに楽しませてくれた。そして近年はリングや呪怨といったJホラー系が主流だ。やっぱりおどろおどろしい日本の怪談は怖いということである。最近私と娘でJホラーをよく借りてきて見るがこの作品は主演が市川海老蔵と柴咲コウだから見ごたえがある。映像の美しさも素晴らしい。何よりも終始恐ろしい雰囲気に包まれている。友人から聞いた話ではこの作品を撮った監督さんがその後重傷を負う不幸に見舞われたそうだ。更に市川海老蔵の奥様も現在癌で闘病中と何やら四谷怪談の祟りのようなものさえ感じる。実は私も学生時代に後輩を連れて深夜、新宿の四谷左門町にあるお岩稲荷を訪れたことがある。ちゃんとお参りしたつもりではあったが動機が不純。心霊スポットツアーなどと称した冷やかしツアーだったので参拝の後いきなりカーステレオの調子がおかしくなり参加者一同私も含めて何かしらの不幸を経験した。柴咲コウさんに何も起こらなければ良いが。