伊勢志摩サミットで“リーマン危機の前に似ている!”といって世界から馬鹿にされた安倍さん。元々は増税延期のネタとして官僚が用意した資料を元に演説したに過ぎない。ところが、ここに来てブレグジットが危機感を醸成し始めた。おそらくイギリス人はそこまで馬鹿ではないと思うから残留となってにわかリスクオンになるのではないかと思うが、本当に怖いのはそのあとだ。夏から秋にかけて何かが起こりそうな予感がする。かの著名投資家のジョージ・ソロス氏が久しぶりに陣頭指揮を執って巨大なショートポジションを構築中というニュースが流れた。米国株をショートにして金をロングにしているらしい。リーマン危機のような大暴落が起これば確かに大儲けとなる王道のやり方だ。本丸のダウが暴落すれば全てが崩壊する。つまり世界が笑いものにした安倍さんのトークも現実的な話になってくる。考えてみれば米国株も7年上げ続けている中資金がどんどん流出しているという。原油も夏のドライブシーズンが終われば下支えがなくなるから一旦の底割れも濃厚だ。ソロス氏といえば黒田バズーカ1発目の円売りに乗じて10億ドル稼いだといわれている。ところが彼の場合最初の円安第3波で稼いですぐに撤退。結局は125円まで円安が進行したがそこまでは延々とやっていた訳ではなさそうだ。だからこそ今回の彼の動きは気になる所。最初の大暴落で大儲けしてすぐに撤収。それだけにブレグジットの後は要警戒だろう。私もそのころには戻り売り戦術に転換だ。