スーパーモデルとその撮影隊一行をフォローして今日で6日目。この取材に同行してつくづく感じるのは本物のプロの仕事と日本の閉鎖性だ。とにかく取材先に行けば必ず“誰に断って撮ってる!”と文句を言われたり。取材を了承しているにも関わらず。撮影NGの場所がやたらと多くて取材にならなかったり、先約のこちらをほったらかして突然来た別の客の相手を始めたりと、日本に対して悪い印象を持たなければ良いがと危惧してしまう。更に、この取材でスポット通訳を依頼した若い男性通訳は撮影クルーの出発を自分の都合に合わせてくれと言ってきたり、果ては1件目の仕事先に迎えに来て欲しいと言い出す始末だ。自分を何様だと思っているのかと無性に腹が立ってくる。結局この男はクビにした。そんな中でもこの撮影クルーは本物のプロだ。撮影NGが多い中でベストの映像を一発で撮って仕上げていく。プロデューサーもディレクターも嫌な顔一つ見せない。ダメならダメですぐに次の手建てを考えて実行していく。取り直しなどありえない。そして番組案内役のスーパーモデルはハリウッド女優並に有名な方なのだが、この方も動揺したり嫌な表情になったりする場面は一度も無い。きっと閉鎖的な取材NGに内心穏やかではないだろうが、そんな事を微塵も感じさせないのはやはりトッププロだからである。自称プロと言ってダメな奴は星の数ほどいるがモノホンのプロのチームワークを見られただけでも今回の取材同行には価値があるのかもしれない。