先日の統計で日本の自動車輸出の低迷が再確認された。“ものづくりニッポン”はもはや昔話になりつつある。ならば、観光資源が豊富な日本、もっと観光立国に力を入れるべき時だと思う。今年の外国人観光客の訪日数は現在で629万人。昨年1000万人だったから確実に増えている。しかし、パリを訪れる観光客は年間7千万人以上だ。フランス全土ならもっと多いかもしれない。それを思えば日本全体で1000万人は少なすぎる。わたしはパリに何度も行ったが歴史を味わえる雰囲気は素晴らしい。でもそれだけのこと。観光を体感できるスポットはエッフェル塔とルーブルくらい。ところが、日本には歴史を感じる町“京都・奈良”があり、世界の美味しいグルメを堪能でき、温泉に入って、テーマパークで遊ぶ。更に海に山に自然を満喫できる場所も豊富にある。それにデフレ環境と円安で外国人にとってはリーズナブルに旅行ができる環境が整っている。いい加減に日本=ハイテク産業、物価高といった偏ったイメージを変えるべきだと思う。政府も本気で観光立国を目指すのなら世界に向けてもっとコマーシャルすべきだ。世界の人々はあまりにも日本の観光資源について知らなさ過ぎる。日本を全く知らずにロシアからやってきたわたしの妻。今や魚介類が豊富な和食に温泉、畳の匂いで癒される和室が大好きだ。今ではあまりにも日本文化に心酔してしまったから、ロシアへのホームシックなど微塵もない。