5月も中旬に入りセル・イン・メイという言葉も消え始めた。ダウは相変わらず高値張り付き状態だ。昨日は100ドル程下がったがこれは調整の範囲だ。それにしても、株高なのに米長期債利回りが下がる一方だ。最近はトレード中に米10年債利回りを頻繁にチェックしている。昨日は午前中に市場関係者から“ドル円102円は堅い事が確認された!”と言うコメントが出てきたが、夕方には102円ラインをあっさり下抜けて陥落。このラインには厚い買いオードーが並んでいたはずだが、反発も無く急落した。今朝はさすがに強力なドル買いオーダーが観測された101.70から反発上昇している。最近はボラティリティーが極端に低いから40pipsの下落でも凄い下げに見えてしまう。だが、この程度の値幅ならまだまだ調整の範囲だ。なので先程また102円を目指して上昇開始。日経とドル円に関しては高値過熱感など全く無いが、奇妙な安心感が広がり始めている。これから毎年地合の悪い6月以降に向けて105円を超えていくとはとても思えないが、下がれば買いがじわじわと湧いてくるから円安派はまだまだ健在である。絶対に割れないと思われている101円ライン、本当に割れないんだろうか。今夜の米CPIには大いに注目だ。ここで改めてディスインフレが確認されれば米10年債利回りも2.5を割って来る可能性がある。そうなればいつまでも102円に留まってはいられなくなるはずだ。いよいよ2月から継続中の膠着相場も下抜ける可能性が高まる。この膠着相場が週足でひし形のダイヤモンドフォーメーションを正に完成させようとしている。余程の事がなければ通常はフォーメーション形成前のトレンド、すなわち円高方向に回帰していくことになるだろう。