昨夜の米雇用統計は近年稀に見るサプライズであった。予想を大きく上回る約29万人増・失業率6.3%という結果。しかし、もっと驚きだったのがその反応だった。わたしは発表直後の急騰の終点103円手前からショートエントリー、13pips取ってすぐに撤退。雇用統計ライブから数値が伝わってきたからだ。これほど強い結果ならすぐに第2波が襲ってくる。予想通り102.80から切り返して103円を一瞬超えた。こうなると売りは様子見だ。再度下落し始めたがいつ反転してもおかしくはない。この雇用統計の結果が目先の高値になって利益確定が殺到すると見込んではいたが、この結果なら来週からの上値追いを期待する向きが増えても不思議ではない。いずれにしても102.80を割れないで再度上昇し始めたので一旦パソコンを落として休憩に入った。家族でDVDを鑑賞したあと再度レートチェックをして我が目を疑った。102円の20台である。103円台の見間違えではないかと思ったがあの後0時のロンドンフィキシングに向けて急落したらしい。ヘッドラインではウクライナ情勢の悪化と言っているがそうではない。市場参加者が総じて弱気モードに入っている事を如実に示唆している証拠だ。もっとも発表直後のNYダウ先物がすぐに上ひげを作って下落し、米10年債利回りが急騰しても2.7には届いていなかった。そして、冷静に考えれば数年来のこの好結果にもかかわらず上昇幅がわずか50銭というのも最近では稀な小幅上昇だった。このあたりで気づくべきだったし103円が絶好の売り場だった。この強烈な結果に惑わされてしまったが、そういうことならば来週からの戦略は明確だ。丁寧な戻り売り継続である。今回は一旦支えられた102.80で買って捉まった参加者も多いだろう。と言う事はしばらくは上がっても80付近まで。しばらく102円台をやっていたから来週以降は再度101円ライン攻めを大いに期待したい。突然の急落相場に備えてレートの少し下の方に逆指値注文を入れておくのも手かもしれない。