ソロ演奏と言っても観客無しの勝手に音だし練習の一環でした。実は今日は明日開催される新宿シティーハーフマラソンの開会ファンファーレ隊の前日リハーサルだった。場所は聖地国立競技場。オリンピックの東京開催が決まっていよいよこの国立競技場も改築工事が始まるらしい。なので思い出深い国立もこれが見納めだ。そんな思いもあって、今日はリハーサル終了後友人のN氏と2人で国立のグラウンドに楽器を持って登場。場内は明日の準備で忙しいスタッフがいるだけ。1時間くらい勝手に演奏してもだれも文句など言いに来ない千載一遇のチャンスだった。先般は演奏会のリハでランチタイムにホール独り占めの価値について書いたが、今回は正に別格だ。あの聖地国立で誰に邪魔される事も無く思う存分演奏できる機会はもう無いかもしれないから、最近練習中のスッペの軽騎兵から始まってファランドール、バッハのBadnerieといろんな曲を次々に試し吹き。国立競技場は音響効果抜群。あの広大な敷地のなかでピアニッシモで吹いてもシッカリと残響があるのには驚いた。だからファランドールでは理論どおりに息を絞って力を抜いて丁寧にしかも高速で演奏してみる。弱いかすかな音でもちゃんと響いているからとても爽快だった。ファンファーレ隊のほかのメンバーはリハ終了後さっさと帰ってしまったが、こういう事に価値を見出すのはわたしくらいなもの。お陰で貴重な経験ができた。