バリトンの練習も最近はクラシックにはまっている。今練習しているのはバッハの管弦楽組曲2番“Badnerie”という曲だ。1分半の短い曲だがアップテンポで難易度の高い曲だ。テンポが速いから微妙な強弱を表現するのが難しい。ところで、わたしはいつも気に入った楽曲をバリトンソロ用にアレンジする際は必ずユーチューブで調性を確認する事にしている。それは、例えば金管楽器でもペット、ボーン、ユーフォなどはB管だがホルンはF管という風に調性が違うから。テューバなんて殆どがB管だと思っていたら実はプロ奏者が使っているのはF管だそうだ。管が短い分超絶技巧のような高速演奏には向いているらしい。そして、ソロ演奏用にアレンジされた楽曲はその楽器の調性と運指に合わせた演奏しやすい調になっているような気がする。これはアレンジャー個々のポリシーが違うので一概には言えないが極端に演奏しにくい変な調にはなっていない事が多い。後は音域だ。運指と共に実用音域にちゃんと収まっているかも重要な点だ。トッププロならダブルハイBあたりでも出るのだろうが、演奏の中で極端に高い音や低い音を出すのはプロでも難しい。だからちょうど収まりの良い調性に行き着くのだと思う。最近はアレンジの最終段階でこの調性を決めるのに時間をかけている。