先週金曜日は恒例の米雇用統計だった。今回もまた発表10秒以上前からドル円が上昇し始めるという怪しげな値動きだった。情報が漏れてるんじゃないの、という感じだが、まあそれはどうでもいい事でドル円も高止まりでロングエントリーは止めた方が良さそうなレベルになってきた。シカゴIMMの円ショートも危ういレベルまで積みあがっているから要注意。今朝も103円を越えて103.20辺りから反落開始。だから高値追いは出来ない。なので、こういう時は地合の悪い豪ドルのショート攻めしかない。資源国通貨はコワいので最近やってなかったが今朝は高値での豪ドル売りを試してみた。というのも数十銭上窓を開けてのオープンだったからこれはチャンスと東京オープン後下がり始めた所でショートエントリ-し瞬く間に10pips獲得して決済。どうも豪ドルはRBA当局の“豪ドルは不快なほど高い”という牽制が効いているようだ。そういえば円高の時も蔵相の“行過ぎた円高には断固たる処置を!”という口先介入が効いて76円よりの下攻めは入らなかった。そうするとしばらくはレンジ相場になるのかもしれない。豪ドルはドル円よりはボラティリティーが高いからある程度上昇すると必ず利食い売りでそれなりに下落してくる。だから上がりきったところで少し下方向に逆指値を入れて待っていれば引っ掛かる確立は高い。だけど、値幅を取りすぎると反転しかねないので欲張らない事が大切だ。