今日は午後から板橋の鉄砲保存会のメンバーと20日の区民祭りの予行演習を行った。たまに集まっての練習だから最初は足が合わない。だが終盤になると皆記憶が戻ってくるのかバッチリ合うから不思議だ。今回はバグパイプのK氏が別件でお休みの為ドラム手のわたしが重要なポジションになる。あ~、緊張しそうだ。ドラム経験者からすれば素人ドラマーだと一発で分かるだろうなあなどと心配してしまう。それにしても練習場所の広場は藪蚊が多くて参った。そして練習後に保存会の本部に移動、今までの苦労話などを聞いた。黒色火薬を使用する演武だからレギュレーションがきついのは仕方がない。だがしかし、各方面から射撃OKが出ても最後には必ず警察がダメだと言ってくるらしい。火薬と名が付けば何でも許可できないという事なのだろう。極めて日本的な馬鹿の一つ覚えのような短絡的な発想だ。だから、今まで何回か板橋以外の他県での演武に参加した際も警察関係が常に目を光らせている。まるでテロリスト扱いのようだ。かつてモンゴルのお祭りに参加するために税関やら航空会社やら各方面にOKを貰う為に面倒な手続きを全てクリアしてやっと出発という段階になって機長が絶対ダメだと反対しておじゃんになってしまった事があったという。頭の固さは旧帝国陸軍並みだ。せっかくの伝統文化の伝承を頭の固い輩に邪魔されながら苦労は尽きず、でもメンバーは一生懸命に活動している。