週末は五輪が東京に決まって大いに盛り上がった。招致レース終盤はいつものようにお互いを中傷し合う足の引っ張り合いになった。特に東京は汚染水問題がクローズアップされ放射能に過敏な欧米人にとってはかなりネガティブな材料だったので正直わたしも今回もダメだと思っていた。しかし、フタを開けてみれば東京の圧勝。なんでも事前報道で50票は取ると豪語していたマドリードだったが、IOC委員の反感をかった模様。わたし的にはイスタンブールで決まると思っていたのでスペインの落選は当然。だがそれでも東京になったという事は中東に近いあの地域はかなり危ないと思われているのだろう。五輪招致レースはいわば接待合戦のようなもの、北京五輪の時は中国も相当金をばら撒いたなどと噂されているが、日本にも袖の下から賄賂を送ると言う”立派な文化”があるのに五輪レースではそういう事はやらないらしい。しかも相手国を誹謗中傷というのもあまり聞かない。そういう意味では正々堂々とした招致活動によって決まったのだから大いに評価したい。五輪決定によって株価も上がっているが、このご祝儀相場もすぐに収まるだろう。次回の東京五輪では既存の施設を多く活用するようだし大規模な公共工事も国立競技場の建て替えくらいだろうか。それにしても、最終プレゼンで安倍さんが汚染水問題を必ず解決すると言っていたが、これが調子の良いただの口約束で終わらなければと願っている。