先日テレビで”山本五十六”を見ました。この作品には期待が大きくDVDが準新作になったら借りようと手ぐすね引いて待っていたので丁度良かった。見終わっての感想は何か味気なかった。わたし的には1968年東宝制作の同名映画を思い出してしまう。当時は三船敏郎が五十六役を好演。戦闘シーンも迫力がありCGの無かった時代ならではのミニチュア特撮オンパレードにはワクワクしたものです。ミニチュアと言っても全長13mの米空母ヨークタウンとかスケールが大きいので迫力満点!ところが今回の山本五十六は役所広司は素晴らしく良かっただけで、期待していた戦闘&海戦シーンのスケールがあまりにも小さくおそらく2時間20分のなかでトータル数分程度。この作品は完全に人間ドラマであり戦争活劇ではありません。そういう意味では山本長官の人間性がよく描かれていて面白かった。だから駄作でも退屈でもなかったけど、やっぱり物足りない。肝心な戦闘シーンが数回の空中戦で誤魔化され、真珠湾攻撃やミッドウェー海戦などは上空から見た感じの遠巻きCGで全く迫力が無くダメ。珊瑚海海戦はカットしてガダルカナル戦も野戦シーンがほんのわずか。最近の邦画の戦争ものでは”男達の大和”やちょっと古いけど”203高地”は良かった。それにNHKでやってた”坂の上の雲”の方がよっぽど凄かった。