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うちの娘は

発達障害があるので


気持ちの切り替えの難しさや

不注意(ぼんやり)などがあり

理解をしたくて

今までたくさんの本を読んできました。



主には

「保護者としてどう関わるか」

「適切な指導方法は」

「そもそも発達障がいとは何なのか」


に関連する本です。



 

 


 

 



ですが

悩みに悩んだ末に

 娘も支援級に入り

(このあたりは過去記事に)







まだまだ課題はあるにせよ

少し落ち着いてきた日々の中で



そもそもこの子には

どういう風に周りが

見えているんだろう知らんぷり




と思っていて

何かのヒントになるかな?と

こちらの本を読んでみました↓

 

 


《自閉症の人が見えているもの》

を知りたくて

読んでみた本でしたが


どうして彼が

話すことが難しいのか

止まっていることが難しいのか

といった

特性について理解だけでなく


その感性の豊かさや

地に足のついた視点

話のわかりやすさに驚き


読後は

とても幸福な気持ちになる本でしたラブラブ



特に好きだった言葉や

自分の娘について

考えさせられた言葉がこちら。



    

母は僕が泣くと

「つらかったね」「悲しかったね」

と言って、よしよししながら

抱きしめてくれました。

父や姉から、

泣くなと注意されたこともありません。母の腕の中で、

泣きたいだけ泣くことができたのは、

本当に幸せでした。


僕の望みは、

気持ちを代弁してくれる言葉かけと、

人としての触れ合いだったと思います。どんな自分も受け止めて

もらえるという体験ができたからこそ、

僕は壊れずに

生きてこられたのでしょう。





    

僕は、自分から人と関わるのとができませんが、

ひとりが好きなわけではありません。

僕は、ありのままの自分で、

気持ちが穏やかな状態で

いられることを望んでいます。




つい、気持ちを切り替えさせようとして

泣いてる子どもに声をかけたり

説得しようとしていたあの頃…


早く泣き止んで欲しくて

そのことで頭がいっぱいで


私は娘の気持ちを全然

受け止めてあげられて

なかったなぁ…


という後悔や


娘は幼稚園でも一人で過ごすことが

多かったようなので

それこそ

「一人でいるのが好きな子」

だと思っていました。



だけど、

もしかしたら一人でいるのが

気楽だったのは

あるかもしれませんが


一人ぼっちでいることを

望んでいる人なんて

いないんだよなぁ…赤ちゃんぴえん


なんて思いながら

読んでいました本



しみじみ感じ入ったり

納得したり。


エッセイなので読みやすいのですが

書いてあることは

深いのです。



さらにさらに!

私がウツっぽくなった末に

立ち直り、そこから占い師として

活動しようとした

原点の気持ちと同じ思いを

東田さんも綴られていました。







小さい頃の僕は、

普通になった自分を想像するたび、

胸が苦しくなっていました。


このままの僕ではだめだという気持ちが

強かったのです。


幸福な自分を想像することで、

今の僕は、本当の自分ではないと

思いたかったのでしょう。


僕は他の誰かになりたかったのです。


それが叶わない夢だと

知ってからは、

自分の生きる道を真剣に

模索し始めました。


どんな自分も自分なのです。

それはどうしようもないことですが、

現実世界だからこそ、

叶えられる夢もあります。







意外とみんな

人生の中で

厄介な荷物(障害とか育てられ方とか)

を持っているものだと思います。


「こうだったらいいのになぁ目がハート目がハート

と夢想ばかりしないで



・自閉症を受け入れる

・障害を受け入れる

・出来ない自分を受け入れる

・ゲスな自分を受け入れる

・めんどくさい自分を受け入れる



その上で


「じゃあ自分の持ち物を使って

どうしてこうか?」

と考え

現実の中で夢を叶えるために

動くことの方が

よっぽど建設的ですね。



不便の中で

日々を過ごす東田さんの言葉は

とても心に染みました。



障害を持つ、持たないではなく

全ての人に

オススメです乙女のトキメキ





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