2017年6月3日(土)に公開決定
映画 「花戦さ」 上映時間:127分
チェック:小説家の鬼塚忠による著書を基に、
戦国の世の日本で豊臣秀吉と華道家元・初代池坊専好の伝説に
着想を得た物語が描かれる時代劇。
天下人となった秀吉に対して刃ではなく
花で戦いを挑む専好の姿を描く。
専好を狂言師で『のぼうの城』などの野村萬斎が演じるほか、
歌舞伎俳優の市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、
佐藤浩市らが出演。監督は『起終点駅
ターミナル』『小川の辺』などの篠原哲雄。
歴史上の人物にふんする日本を代表する
俳優陣の競演に注目。
ストーリー: 戦国時代の京都。花を生けることで
世の平穏を祈る「池坊」と呼ばれる僧侶の中でも、
専好(野村萬斎)は名手とうたわれていた。
そのころ、織田信長(中井貴一)亡きあと天下を手中に収めた
豊臣秀吉(市川猿之助)の圧政が人々を苦しめ、
専好の友であった千利休(佐藤浩市)が自害に追い込まれる。
専好は秀吉に対して、力ではなく花の美しさで戦おうと立ち上がる。
これは、ぜひ観たい作品なので
6月も元気でいなくては
こうやって、楽しみを先に置いとかなくてはね
作品の詳しい紹介はこちら
http://www.toei.co.jp/movie/details/1207345_951.html
http://www.toei.co.jp/movie/details/1207345_951.html
あらすじ: 十六世紀。戦乱に荒れ果てた京の都に、
花を生けることで世の平穏を祈り、人々に生きる希望を
与えんとする、「池坊」と呼ばれる僧侶たちがいた。
やがて織田信長による天下統一を前に、
やがて織田信長による天下統一を前に、
戦国の世も終わりを告げようとする頃、
「池坊」の中でもその生ける花がひときわ異彩を放つ
池坊専好は、信長の所望で、「大砂物」なる
大がかりな生け花を披露するため、岐阜城へと向かう。
そこで専好は、千宗易という不思議な男に出会うが、
そこで専好は、千宗易という不思議な男に出会うが、
巨大な松を中央に据えた大砂物は
思わぬ失態を招き、信長の怒りを買う。
しかしそのとき、軽妙に事態を取り繕い、
専好を救ったのは、信長に仕える若き武将、木下藤吉郎だった。
それから十二年。
それから十二年。
信長は本能寺の変によって既にこの世を去り、
天下はかつての木下藤吉郎、豊臣秀吉の手に委ねられていた。
期せずして池坊の執行となった専好だが、
その立場ゆえに、迷いながらも
自らの奔放な「花」を封印していた。
自らの奔放な「花」を封印していた。
そんなある日、今は豊臣秀吉の茶頭として、
利休を名乗る宋易と再会する。
二人はしだいに心を通わせ、いつしか真の友として、
二人はしだいに心を通わせ、いつしか真の友として、
互が目指す「美」の世界を高め合う関係となっていく。
専好は利休によって、自らが求める
「花」の心をようやくつかみ始めるのだった。
しかしやがて悲劇が訪れる。
天下を握ってから人が変わったように驕り高ぶる
秀吉に対し、諌めるように自らの茶を貫き通そうとした利休が、
その頑なさゆえに、秀吉に命じられ、自害に至ったのだ。
打ちのめされる専好。さらに悲劇は続いた。
打ちのめされる専好。さらに悲劇は続いた。
秀吉の乱心は嵩じ、罪もない街の者たちまでが、
次々と命を奪われていく。
ついに専好は立ち上がった。
ついに専好は立ち上がった。
時の最高権力者太閤秀吉に戦いを挑む専好。
かけがえのない友、利休の仇討のため、
彼が手に取ったのは、刃(やいば)ではなく「花」だった。