カス倶楽部のメジャー戦である「カス倶楽部選手権」が、この9月の三連休に三井の森で開催された。
中央本線の茅野駅に降り立って、直ぐに爽やかな空気に癒された。
「涼しい~」
駅前で蕎麦でもと思ったのだが、昼休みなのか、店は営業していなかった。
ではと、応用力に長けている私は、ホテル迄タクシーに乗車し、運転手さんから美味しいお蕎麦屋さんを取材し、チェックインと同時に散策を兼ねて教えてもらった蕎麦屋を目指した。
がしかし、徒歩で駅前を目指したにもかかわらず、なんだかどんどん辺鄙なロケーションとなり、大いに迷ったあげくにお店を見付けることは出来なかった。
とてもお腹が空き、ようやくみつけたコンビニでサンドイッチを購入し、夜の宴会までは静かにホテルで過ごす事にした。
大いに歩いた散策ではあったが、爽やかな高原の空気に、汗など皆無だったのだ。
わたしの爽やかな人格は、一層爽やかになった。
散策時に見付けておいた宴の会場を目指す私の後ろに、金魚のうんこよろしく、ぞろぞろ付いて来た。
時間制限3時間、飲み放題の宴席は賑やかだった。
何だかんだと4合の日本酒を呑んだ私は、爽やかな高原の空気に包まれながら、千鳥足でホテル迄無事に帰還し、そのまま就寝。
若人たちは途中のコンビニに立ち寄り、ホテルでの二次会に備えて買い物をしたようだが、私にはそのスタミナは無かった。
翌日の空はからりと晴れ渡り、早朝から強い陽射しが照ってはいたが、私の性格同様に、空気はとても爽やかだった。
日陰に入ると、一層爽やかさが感じられる。
9月のカス倶楽部メジャー戦は、まだまだ残暑が厳しいので爽やかな高原での開催が基本となっているのだ。
だから、爽やかな私に最も相応しいカス倶楽部の集いなのである。
この日の同伴者は、私を筆頭に「カスのお年寄り」集団。
私の次に年長者の「ゆう~」おじさま、長身のレフティー「喜多八」さん、私と同組だと相性が悪いんだと嘆く「Kao」さん。
口八丁、手八丁の輩との組み合わせは、爽やかな私にとっては少々重荷ではあったが、年長者としての責任から、皆のペースに合わせて大いに楽しもうと決意した次第だ。
スタートホール、皆の「年寄りから打って」の声で栄えあるオナーに。
皆の配慮が嬉しくて、少々浮き足立ったドライバーショットは、左の林に消えて行くが、何とかのダボスタートで楽しい一日が始まった。
この日の私のゴルフは、結構調子が良かった。
やはり爽やかな私には、爽やかな高原ゴルフ場が似合っているのだろう。
がしかし、後半は疲労のためか思考能力が著しく低下し、上がりの3ホールで崩れ去った。
もう少し頑張れたような気もするが、爽やかな性格の私は、大いに楽しむ事ができたので満足した。
最終ホール、「何でもニアピン」の権利をゲットした「Kao」さんが、歓びの余りにフラグをグリーンに突き立ててウロウロしなければ、私はきっとバーディーをゲットしていた筈なのだが、爽やかな性格の私は笑顔で許して差し上げた。
その「Kao」さん、「理事長杯優勝」と「何でもニアピン」をゲットしていた。
私は、心底氏の活躍を祝福して差し上げた。
最終ホール、感極まった表情で、私のパットライン延長線上で、グリーンにニアピンフラッグを挿していた「Kao」さんの姿が目に浮かび、私は涙した。
この日の「Kao」さんのショットは、残念ながらと云うかどうしちゃったのと云うか、ナイスなドライバーショットが続いていた。
大きく曲がるショットは皆無だったのではないだろうか。
アイアンショットもビシバシ決め、安定したゴルフを披露していた。
最終ホールの「何でもニアピン」の旗を挿す時の動作だけが、何だかドタバタしていたのを除けば、堂々としたラウンドだったような気がする。
「喜多八」さんは、前半は「パワーさんは今9番で打ったんでしょう~。私は7番よ~、情けない、飛ばない」と、嘆きのゴルフをしていた。
爽やかな性格の私は、「喜多八」さんにも爽やかな気分でラウンドして欲しいと願い、「いやいや、距離は出なかったけれども、ナイスな弾道ですよ」とか、「今のショット、美しく理想のドローの球筋でしたね」とか、爽やかな気分になって貰えるような言葉を連呼したのだ。
するとどうだろう、後半の「喜多八」さんのゴルフは一変し、ナイスなショットを連発して盛り返したのだ。
やはりゴルフは、爽やかな気分と爽やかな空気のもとで楽しむのが良い。
皆が爽やかな空気のもとで、爽やかなゴルフを楽しんでいるにもかかわらず、「ゆう~」さんだけが梅雨を思わせる重苦しいゴルフをしていた。
「涼しい日陰を目指しているんだ…と云う言葉を遺し、トボトボ第二打地点を目指す「ゆう~」さんの寂しそうな後ろ姿を、この日何度目にしなければならなかったのだろうか…。
この日、私と「ゆう~」さんの巡り合わせが悪かったようだ。
ティーショット、何故か私の次に「ゆう~」さんが打つ事が多かった。
この日の私のゴルフは、私の性格同様、何故か爽やかな弾道のショットが多かった、自慢ではないが…。
そのショットを見せつけられた気分になった「ゆう~」さんが、同年代に負けてたまるかと云う気分になったがどうかは解らぬが、少々力ませたかもしれないな~とラウンド途中に気が付き、何とかしなければと思いながらも、私の爽やかな弾道が続いてしまった。
上がりの3ホール辺りで、何とか意識的なヘボショットを出す事に成功したのだが、時既に遅く、「ゆう~」さんのスコアに接近することは不可能だった。
ごめんなさい「ゆう~」さん。
この日の爽やかな私のゴルフスコア(於、三井の森蓼科ゴルフ倶楽部)。
OUT 41(16) IN 46(21) =87(37)
またしても、カス倶楽部の楽しい集いはアッと云う間に過ぎてしまった。
楽しい爽やかゴルフの集いを開催してくれたka-shiさん、ありがとうございました。
次回のメジャー戦は、11月の聖地浜シー。
楽しみです。
帰りは、「何でもニアピン」の権利をゲットし、歓びの余りにフラグをグリーンに突き立てるためにウロウロしていた「Kao」さんのクルマに同乗させて戴き、東京を目指した。
中央高速の渋滞地点に辿り着いたと同時に、サッと高速を諦め、下の峠道で八王子を目指した「Kao」さんの行動は、グリーン上でのウロチョロしていた姿とは一線を画した格好良い素敵な「Kao」さんであった。
峠道、そこそこのアベレージで疾走するアップロード、ダウンロード時の「Kao」さんのステアリング・ワークは、氏のゴルフの腕前とは遥かに上級なことは間違いない。
なかなかの乗り心地を味わった。
道が空いていたら、もっと早くに走破しただろうな~。
峠道の帰路の会話も楽しかったな~。
ありがとうございました、「とんKao」ご夫妻。