昨日、昼からのCATV中継で、ラグビーの贔屓チームを応援しようと思っていたら、マレーシアから帰国したばかりの友人のK氏からゴルフ練習のお誘い電話が入った。
先日の浜シーのラウンド中、おせっかいな程に親切な「まっちゃん」が撮ってくれた私のフォームの動画を半強制的に見せられて、病み上がりのフォームに対しての猛省を促されていた事もあり、お付き合いをすることにした。
K氏がよく足を運ぶ練習場は、多摩川を渡った隣の県にある。
この練習場にK氏が足繁く通っていた理由は、併設されているレストランを任されている美しい女性にある事を私は知っている。
その彼女が作ってくれた特製オムライスを摂り、満腹感に満ち溢れたお腹をさすりながら90分の時間打ちを選択し、正しいゴルフ・フォームを身につけようとボックスにすごすごと入った。
欠点・問題点は総て把握しているのだ、知的ゴルファーの私は…。
矯正を焦り過ぎても成果は出ないことは百も承知しているのだ、知的ゴルファーの私は…。
だから、一球目から相変わらずのポッコンショットが出ても、慌てず騒がずの練習に集中した、知的ゴルファーの私は…。
がしかし、何十球打っても正確無比とも云えるポッコンショットが続くのだ。
そろそろ修正の効果が欲しいなと、煩悩に満ち溢れているもう一人の軽薄且つせっかちな私が切望するのだが、見事な程のポッコンショットが延々と続く。
私の隣で快打を打ち続けるK氏が、きっと私のポッコンと云う間の抜けた打音が耳障りとなっているのだろう、振り返って私のフォームを眺めた。
K氏もゴルフの難しさを知り尽くしている知的御仁なので、軽々に「あ~した方が良いよ、こうした方が良いよ」などのアドバイスはご法度と理解しているのである。
がしかし、言わずには居られなかったのだろう、一言二言アドバイスを戴いた。
私はとても謙虚、及び節度がある大人なのだ。
的確なアドバイスに謝意を表しつつも、謙虚さと節度を欠いたもう一人の私が、
「そんなことは解っているのッ!それを解決する方法をアドバイスしてよッ!」と、内心毒づいていた。
真の紳士である私は、修行の足らないもう一人の私にK氏への非礼を詫びながら、
「心配ご無用。自然の芝を前にしたならば、本番に強い私はきっとナイスショットを打つから…」と、何の根拠も無い言葉を吐いていた。
今月の天皇誕生日に、K氏と友人ご夫妻との久方振りのラウンドが控えているのである。
心優しいK氏は、「まだ次回のラウンド迄には日にちがありますから、練習して何とかポッコンショットを修正してくださいね」と、はっきりと要望を述べられてしまった。
私は「そうですね」と云う、軽い応対を期待していたのだが、「練習して来いよ」と言われたも同然の強いお言葉を賜ったのだ。
さて、次回のラウンド迄は正味11日がある。
がしかし、10日ちょいで私の無様なスウィングが正しい方向へ激変する程甘いものではないのだ。
お友達の「わるお」くんなど、自信に満ち溢れた「トップゴロゴロゴロ~」なるゴルフと決別するのに何年を費やしたか、私は知っている。
最近の氏は、愛する「トップゴロゴロゴロ~」なるゴルフと決別し、アスリートゴルファー目指して次元の異なるゴルフを目指している。
出来得れば氏とゴルフをご一緒していただき、一言のアドバイスを頂戴するのが最善法かも知れないなと、毒をも掴めではないが、自虐的願望さえ抱いてしまう今日この頃なのだ。
今年のラウンド予定、あと二回。
何とかなるかしら…?
ポッコンショットがこれ以上続いたら、私はゴルフを止めるかもしれないと云う瀬戸際なのである。