日独文化交流についてお話しします
来週月曜日(7月27日)、日独協会の懇談会サロンにて、
「日独文化交流」をテーマに、
ドイツ語圏に伝わる民俗芸術 Bauernmalerei(バウエルンマーレライ)について
お話しさせていただきます。

これに先立ち、
インスタライブにて、少しお話しさせて頂きます。
日程は、公式LINEにてご案内しますね。
ご興味ある方は、、公式LINEにご登録くださいませ。
公式ラインは、
@483wywxt
ateliertaffy
で検索してくださいね。






今回の講演は、私が長年取り組んできた研究の集大成ともいえる内容です。
大学での学びを通して研究を重ね、
その中で見えてきたバウエルンマーレライの価値や、
日本における可能性についてお伝えしたいと思っています。
一般社団法人日本マーレライ協会の代表理事として臨む、
今年最も大切なお仕事の一つです。
実は、6月にも、三鷹稲門会において会長からご指名をいただき、
「バウエルンマーレライ」いついてお話しする機会をいただきました。



当日は約50名の皆様の前で発表する機会をいただき、
大変貴重な経験となりました。
そして今回の日独協会懇談会サロンでは、
その内容をさらに掘り下げ、
より詳細に、そしてドイツの現状や
たくさんの写真などもご覧いただきながら
お話しする予定です。
最後まで聞いてくださった方には、
会場内で実演で描く
ドイツマーレライコースターを
プレゼントします❣️

↑
左が日本マーレライ
右がドイツマーレライ
右の四角いコースターに描きます❣️
研究のきっかけ
私が大学へ入学し、「芸術創造論」のゼミで
マーレライを研究テーマとした当初は、
実はあまり積極的ではありませんでした。
というのも、当時の私は、
「本国ドイツで衰退しつつある文化を研究する意味があるのだろうか」
という疑問を抱いていたからです。
描き手の減少、博物館の閉鎖、材料や塗料の販売中止など、
さまざまな現状を知るにつれ、
「この文化は、このまま衰退してしまうのではないか」
と
いう思いが強くなり、研究テーマとして取り上げることをためらっていました。
そんな時、ゼミの先生からいただいた一言が、私の考えを大きく変えました。
「だからこそ、研究する価値があるのではないですか。」
その言葉に背中を押され、
私は本格的に研究へ取り組む決意をしました。
先生は、おそらく
「あなたがこのテーマを研究しないわけがない」
と
思われていたのでしょう。
その期待に応えたいという気持ちも、
私の原動力となりました。

一つの言葉との出会い
研究を始めて間もなく出会ったのが、ドイツ人作家ゲルティ・ランの言葉です。
「機械化された大量生産の現代社会において、
手作りならではの心の安らぎを与えるということに、人類は改めて気がついた。」
この一文を読んだ瞬間、私は強く心を動かされました。
「この芸術には、まだ十分に語られていない価値がある。」
そう感じ、もっと深く知りたいという思いが芽生えたのです。
人・自然・社会をつなぐ芸術
研究を進める中で、私はバウエルンマーレライは単なる装飾芸術ではなく、
**「人・自然・社会をつなぐ芸術」**であることを見つけました。
その関係を図にまとめると、次のようになります。

この3つはそれぞれ独立しているのではなく、
バウエルンマーレライを通して互いに結び付き、
暮らしを豊かにする役割を担っています。
自然: 植物やモチーフ、木製品を通して、自然のぬくもりを暮らしに取り入れる。
人 : 絵を描くことで心が豊かになり、自信や生きがい、人との交流が生まれる。
社会: ドイツから伝わった文化を学び、継承することで、文化交流や国際交流へとつながる。
→その歴史や技法を学び、次世代へ伝えていくことは、文化継承であると同時に、
日本とドイツを結ぶ国際文化交流にもつながります。
私は、この三つのつながりこそが、
バウエルンマーレライの本質的な価値であり、
これからの時代に担う役割だと考えています。
つまり、
自然 → 人 → 社会 → また自然を大切にする心へ
というように、
三つは循環しながらつながっているという考え方です。
今回の講演では、こうした研究を通して見えてきた
バウエルンマーレライの価値について、
お話しさせていただきたいと思っています。
そして最後には、
「今後あるべき姿・担う役割」という視点から、
日本で育まれてきた「マーレライ」の可能性と、
これからの展望についてもお話しする予定です。
当日は少し緊張もしますが、バウエルンマーレライの魅力と可能性を、
一人でも多くの方にお伝えできるよう努めたいと思います。
インスタライブなどの
日程などは、公式ラインでご案内します
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