四国歩き遍路2巡目区切り打ち:1日目① 大麻比古神社・ドイツ館 | 馬超の気ままウォーキング・趣味の記録

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歩いて歴史上の史跡や雰囲気の良い風情を楽しみながら歩くのが好きです。その土地の小さな史跡も大切で、ゆっくり時間が流れる場所が大好きです。日記のつもりで記録していますので文字が多くて読み辛いと思いますが、興味のある方は観て頂けたら幸いです。

4月25日(土) 1日目スタートです。

昨夜は思いの外ぐっすり眠れたので、朝は早くから目覚めてしまってるんですが、隣りで寝ているMさんはまだ夢の中の様です。

夜中に何度か目が覚めた時にはMさん、全くイビキかいて無いから、もしかしたら熟睡出来て無かったんじゃ無いかなあ。。

悪いことしたかも。。

(この予想、当たっていた事が後日証明されてしまいます。。)


今日はお互いに7時に宿をスタートする予定なので6時過ぎには二人して起き出し、出発の用意を始めます。


7時になると、Mさん海外組は宿の館長さんと霊山寺に正式参拝レクチャーへ。

私は十輪寺参拝。

と各々の目的地へと出発です。

↓お遍路ハウス前の海外組

遍路みちを遡り、十楽寺へ向かいます。

↓十輪寺(前札所)

広くは無いですが、清らかな空気に包まれているお寺さんでしたよ。
前札所と言う事もありますので、遍路に戻って来れた事への感謝とお導きをお願いさせて頂きました。

十輪寺参拝を終え、再度、遍路みちを霊山寺に向けて歩いて行きます。

お遍路ハウスから右に曲がると、霊山寺が見えて来ます。

↓山門前にはお遍路ハウス組が参拝を終えて集まってました。

記念撮影。

(左から、Mさん、Dさん、私)

朝、出遅れたDさん(ドイツ人教師)は今から正式参拝レクチャーとの事でしたので、今まで我流だった私もレクチャーに同行させて頂きます。

(写真はDさんとお遍路ハウス館長)

↓霊山寺本堂

館長さんのレクチャー参拝を終えて、霊山寺山門を後にします。

そして、今日は2番札所に向かう前に自ら課したミッションを2つこなしに行きます。


ミッション1: 大麻比古神社参拝

↓大麻比古神社鳥居

(遍路に出る直前に2人の知り合いからオススメされた神社さん)

↓大麻比古神社参道

この参道を歩いていると、涼やかな風が吹き抜け続けており、その心地よさに、これからの遍路に期待が膨らんで行きます。

↓参道中心の御神木

大麻比古神社はとても広い神社さんで、今回は全てを周れませんでしたが、清らかな空気に包まれた神社さんなのは間違いなかったです。

また、神主さんや巫女さんも親切な方ばかりで、神社も人も爽やかな印象しか無いです照れ

大麻比古神社の中を抜けて次のミッション地点にアクセスさせて頂きます♪

途中、地元マダムと暫し立ち話をさせて頂きましたが、県外者が大麻比古神社を参拝した事に喜んで頂けました。

参道に心地よい風が吹いていて素晴らしかった旨をお伝えすると、「神社さんが歓迎してくれたんだよ」と励まして頂けました爆笑

そして、

ミッション2: 鳴門市ドイツ館の拝観

私が鳴門市ドイツ館を訪れた理由。

正直、思い付きでした。。

ただ、今回訪れて本当に良かったと思っています。

その理由は主に2つ。

1つは、戦時中のドイツ俘虜(捕虜)に対して、

「同じ人間だから丁重に接しなさい」と部下に指示して丁重に対応された貴重な俘虜収容所だと言う事です。

↓坂東俘虜収容所館長の松江所長

↓収容所の風景

敵対する関係でありながらも、互いに信頼し理解する事を重んじた、心温まる交流がここには存在しました。

坂東俘虜収容所では、俘虜が音楽、演劇、スポーツ等、想い想いの楽しみ方も許されていたそうです。

↓ドイツ人俘虜 グスタフ・メラー

俘虜時代にスケッチや水彩画など多様な記録を残した方で、これらの資料はメラーの家族によって受け継がれ、

2018年に鳴門市に寄贈されました。

↓メラー氏の孫 ペトラ・ボルナーさん

祖父時代の心温まる交流が時代を超えて後々まで広がりを見せる。

素晴らしいですね。

↓第九合唱風景

館内のシアターで観る事が出来ました。

↓正面広場のベートーヴェン像

2つめは、この地が日本で初めて『第九』が合唱すれたと言う事です。

私は特に第九に思い入れがあると言う訳では無いのですが、戦争という悲劇的な中にあって、この俘虜収容所の様に節度ある関係が築かれた結果、国内初という記念が誕生したのです。 


松江所長がお接待文化(利他の精神)をご存知であったかどうかは定かでは無いですが、今の世に必要な人間性が繰り返されている土地だと言う点は類を見ないのでは無いでしょうか。

ドイツ館から2番札所に向かう途中には、

↓坂東俘虜収容所跡地

も観る事が出来ます。

↓給水塔跡

他にもパン工房跡地やスポーツ池などもありました。

↓ドイツ兵慰霊碑


遍路者はどうしても遍路の範疇しか目が向きませんが、機会があれば、このドイツ館や俘虜収容所跡地にも寄る事をオススメ致します。

荒れ狂い世界情勢。

だからこそ、この地に根付く『利他の精神』は必要だと再認識させられた経験でした。

世界のリーダーにもこの地で起きた事を知って頂きたいものです。


そして、今回、何故この2箇所に寄ったのか?

色々書かせて頂きはしましたが、最初は全く寄るつもりでは無かったんです。

不思議な事に振って来た感覚で寄らせて頂きました。

そして、これを皮切りに今回の遍路は、様々な皆さんとの同行二人の始まりでもあったのでした。


次に続く