衰えに挑戦(2-93) | シンクロニシティ

衰えに挑戦(2-93)


  6月19日(水)
紫陽花にインド女の憂ひかな

   しくじりー33
  電子辞書はまさに介護道具ともいってよいほどの働きをしてくれる。
 人の名前が出てこない。名前を忘れる。これはずっと続いているが、最近はとみにひどくなってきた。ずっと以前にブログに書いたが、ある人のお祝いの会合で挨拶していて名前が出てこなくて、「彼は」とか「彼の業績に」とか「彼」を連発して凌いだことがあった。幸いこの数年は肝心なところでは、大体間違えないでやってきている。
 最近では、クラス会の幹事をしていて当日に現れた顔の名前が、よく見かけて印象深い顔であるにもかかわらず、でてこない。幹事であるからして、出席予定者は把握しており、名簿をちらっと見るだけでそれまでは対処できていたが、どうしても出てこない。特徴ある声は変わらない、顔つきも若いころ知っているままに近い。
その彼はクラス会は20年ぶりで奥さんが病気で介護を要するようになってからは一時も離れるわけにはゆかず、久しぶりの出席となったと挨拶していた。
テレビで見かける俳優、歌手、タレントなどよく出る顔だなと思っていても名前はさっぱりだ。名前を覚えないし、苦労して覚えてもすぐ忘れる。
中学同級の飲み友達とは互いに「どうしようもないなあ~」といいあう。