最近の・・(137) | シンクロニシティ

最近の・・(137)

 

  9月7日(金)

 

   情報化社会の現実―9

  新聞を読むことは生活習慣の一部である。だから自分としてはおそらくこの習慣からはずれることはないだろう。そうかといってその他の情報獲得手段に無関心でいるわけではない。

大多数のひとと同じようにテレビのニュースを見ながら食事をし、新聞を読む。したがってテレビも生活習慣であり、情報獲得の手段となっている。新聞を購読しない若い層がいると同時に、テレビは見ない、テレビのセットは家に置かないというものがいる。テレビの映像はより印象的であり、ニュース解説などは押し付けられるような気持になるのだろう。よくバラエティ番組の功罪がいわれるが、面白くもない漫才でしゃべって勝手に笑っているのを見せつけられるような気持になるのだろう。

テレビ映像は鮮烈で訴えかける強度が新聞などよりはずっと強いので、それを嫌ってテレビを家庭から放逐している友人が何人かいる。テレビはあるが見ない(家族はみるが)という友人もいる。そうした友人の気持ちは理解できる。

自分はテレビがあるからニュースぐらいはみる。テレビを見ていないと世の中から外れるようなら気持ちになるので見るという消極的なスタンスだ。