お守り | 何によって憶えられたいか

何によって憶えられたいか

“What do you want to be remembered for?”

2月8日(金)

今日、兵庫県にお住まいの同志の方から、福井県より荷物が届いた。

開けてみると、お守りが。

何によって憶えられたいか-130208 お守り


この同志の方とはFacebookで知り合い、Skypeを使ってマネジメント・リーダーシップ論、経済・経営学などに関して、定期的に議論をさせていただいておりました。

そして僕がこの病気になってから、兵庫よりわざわざ名古屋にお越しいただき、直接お会いして多くの議論をし、そしてたくさんの励ましのお言葉をいただいた事もあるのです。



今回、その方が福井に行かれ、

福井県護国神社

でお守りを買ってきて下さり、そして福井より僕の家まで送っていただいたのです。



あまりにも嬉しくて、受け取ったらすぐにTEL。

そして、、、

多分、

”生まれて初めての経験”

です。


電話がつながった瞬間、急に込み上げてくるようなものがあって、何と号泣してしまったのです。

今まで人前で涙を見せた事なんてなかった僕が。


”友だち”という間柄ではなく、共に志を抱き切磋琢磨しあう”同志”。

僕にとっては、真摯に議論をさせていただける本当に大切な方で、そして、「人は何のために生まれ、何のために生きるのか」を問う”人間学”についてたくさんの学びをさせていただいた本当に尊敬出来る方。

そんな方が僕のことを想って下さり、わざわざ福井よりお守りを送って下さったのです。

だから思わず感極まってしまったのだと思います。



いただいたお守り、一生の宝物にします。

そして、いただいた想いに応えるためにも、僕が出来る事、それをしっかりやりたいと思います。

本当に感謝です。




正直言って、健康だった頃の僕は自分に自信を持っていて、「一人で何でもできる」みたいな考えをしていたと思う。

でもこの病気になって、本当に自分の非力さ、浅はかさを思い知った。

一番の大きな気付きは、「たくさんの人に支えられて生きている」という事だ。


僕を一番近いところで支えてくれている妻、僕にとっての生き甲斐、宝物である子ども達、僕たち4人の生活をいつもサポートしてくれる両親、いつも僕のことを気にかけてくれて子供のことを手伝ってくれたり、一緒に遊んでくれる近所の方々や妻の友だち、昔からの友だちや会社の同僚、そして、上記のような同志の方々や、このブログを通して知り合った方々。


たくさんの方々から僕は支えられているのだ。



この癌という病は本当に厄介で、毎日が痛みや吐き気、怠さや痺れなどとの闘いだ。

本当に辛くて、挫けそうになる時、心が折れそうな時なんて多々ある。

とても僕一人じゃ闘えない。もし僕が一人だったら、とっくに気が狂ってたと思う。


今の僕があるのは、今でも頑張っていられるのは、たくさんの支えて下さっている方々のお陰だ。

多くの方々から背中を押してもらっていて、だから僕は転げ落ちずにいられるのだと思う。



今日いただいたお守りを握りしめながら、改めてそう思ったのでした。











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