かかぁと息子が実家から戻ってきた。
3週間ぶりである。
また3人の生活が始まる。
帰宅してから泣き通しなのが気になる。
実家が余程気に入ったのか。
久々に一緒に風呂に入ったのに、終始不機嫌そうだった。
うくく。
3週間ぶりに一皐と再会。
すごくよく笑うようになっていてびっくり。
定番のいないいないばあも笑う。
変顔も笑う。
今日から始まる函館港祭にあやかって、一緒にイカ踊りをすると、爆笑だ。
芸人のギャグもたいてい笑う。
響の「どーもすみません」がお気に入り。
ただ、ますだおかだのおかだのギャグだけはクスリともしなかった。
閉店がらがら。
ジャーナリストで作家の日垣隆さんの最新刊「秘密とウソと報道」(幻冬舎新書)を読んだ。
興味深いエピソードがいくつもあったけど、損害賠償額がかなり厳密に決まっていることを知ってびっくりした。
仮に娘が交通事故に遭って死んだとしますでしょう。
そうすると遺族の両親が損害賠償訴訟を起こします。
その娘が大学生か高校生か中学生かで倍賞金額が変わってくることまでは分かります。
それに加えて高校生なら学年における成績は何番目だったのかといったことまでかなり詳細に調べられるそうです。
そして、それらを数値化して予め定めた換算表なんかに当てはめて賠償額を算出するのですね。
損害賠償訴訟において、命に値段―それもかなり厳密な―があるのは厳然とした事実のようです。
勉強になりました。
来る総選挙へ向け、ばってん党としてマニフェストを検討している。
題して「ばってん党 5つの約束」。
概要はつぎのとおりである。
◇◇◇
①強大な中央集権国家を建設
地方に権限を移譲するどころか、現在ある権限や財源を全て剥奪し、中央省庁に集約化。
地方自治体は中央省庁の出先機関として再配置する。
ただ、権限や財源は一切ないが、要望があれば地方自治体を存続することも検討。
その際、最大でも都道府県は10程度、市町村は30程度とする。
国家は中央官僚が責任を持って運営していく。
②消費税を80%に
これで年金、医療、介護の問題がたちどころに解決。
現在の消費税税収は約12兆円だが、80%に引き上げると180兆円と飛躍的に増える。
ただし、日時を予告しての引き上げは駆け込み需要を誘発する一方で、引き上げ後の需要が著しく減退する可能性がある。
このため、やるぞやるぞと見せかけて駆け込み需要を長期化。
さらに、月に1回程度、予告なしで「消費税5%の日」を設け、需要を喚起する。
③税金のムダ使い奨励
せっかく集めた税金をムダ使いしない手はない。
そもそも「ムダ」という言葉が誤解を生んでおり、これを官僚の正当な権利ととらえる。
幸い、サラリーマンは給与からの天引きなので不満はあっても納めないわけにはいかない。
徹底的なムダ使いで景気浮揚効果を狙う。
特に、風俗店でのムダ使いを重点化。
④議員は原則世襲
国会議員の子息に生まれた幸運を最大限に生かす。
その代わり、国会議員の長男ないし長女には国会議員以外に職業選択の自由を与えない。
世襲議員以外の議員は徹底的に差別し、閣僚や党のポストには登用しない。
養子はこれを認める。
世襲がいやなら選挙で落とせ。
⑤中学卒業まで1人当たり年3,000万円を助成
これで少子化は一気に解決。
晩婚化が解消されるどころか、若年層の結婚が増え、男性は平均19歳、女性は平均17歳で結婚するようになる。
夫婦1組当たりの子供の数は平均16人になると、あるシンクタンクは予想。
結婚、出産以外に選択の余地はなく、独身貴族などと悠長なことは言っていられなくなる。
ただし、この財源には年間でおよそ200兆円が必要になる。
◇◇◇
まだ案の段階であるので、今後、読者の意見を踏まえて内容を決定したい。
昨日、友人と飲みに行った居酒屋は多少値は張るが、それに見合うくらい美味かった。
特に、「おすすめの品」だった「牛レバーの刺身」は絶品で、僕もメニューにそれがあれば大概注文してきたが、今まで食った中で一番だった。
ただ、店員がいけてなかった。
特に若い男の店員。
たとえば、やはり「おすすめの品」だったトマトのおひたしという誂えものがあった。
冷やしトマトはよく食べるが、トマトのおひたしとは何ぞや。
俄然気になった僕は、その若い男の店員にメニューを指差しながら訊いてみた。
「すみません、今日から出ている品なので分かりません」
まるで
「すみません、切らしちゃってます」
みたいな口調で言うので、僕は
「ああ、じ ゃあ仕方ないですね」
と応じ、再びメニューに目を落として、おかしいことに気付いた。
若い男の店員はすでに他の客に応接していた。
それにしても、今日から出ている品なので分かりませんとはどういうことか。
むしろ、今日から出ているから十分熟知していなければならぬのではないか。
あきれる。
今日は、15年来の友人と飲んだ。
友人ったって同郷でもなければ学友でもない。
というか僕は生まれも育ちも北海道、彼は生まれも育ちも本州である。
接点は何か。
母親同士が小中学校の同級生で親友なのである。
良かったら息子同士会ってみてはどうか。
互いの母親から持ちかけられたのが大学生の時。
それで二人きりで会った。
意気投合した。
脱ぎ芸が好きというのが特に気に入った。
爾来、表で真っ裸になって飲んだことも一度や二度ではない。
そのくせ変に悩みがちなところがある。
あけすけなフーゾクの話をした後に、両親のこと兄弟のこと息子のこと藤沢周平のことなどを語り尽くす。
あっという間に時間が過ぎる。
ピンキャバで前歯のない女にしゃぶられて気持ちよかったと屈託のない笑みを浮かべていたあいつも2児の父。
現在、高校の生徒指導部長である。
エコポイントを申請した。
22万円の液晶テレビを購入したので22,000点と、古いテレビのリサイクルで3,000点の計25,000点。
1点は1円換算だから、つまり25,000円分の商品と交換できるという寸法だ。
来週には妻の熊子が帰ってくるので、既成事実を作るために急いだ。
商品券や全国共通すし券、全国各地の特産品など様々な商品があるが、すべて図書券と交換するつもり。
追及されたら
「えっ? 駄目だった? 知らんかったぁ」
とすっとぼけるつもりだ。
で今朝から申請書の作成に取り掛かったのだが、これが思いのほか面倒臭い。
氏名、住所などの必要事項の記入はいいとして、保証書や家電リサイクル券のコピーなどを張り付ける欄があり、これに頑張ってのりづけしろ、どうせ暇なんだからと失敬なことをいう。
保証書のコピーはぴったり枠内に収まったのだが、リサイクル券のコピーは微妙に大きく端っこがはみ出してしまう。
これを切りそろえようと余白の部分にはさみを入れたら、そこにちょうど「リサイクル券」の文字があり、結局余儀なくはみ出したまま張り付けた。
リサイクル券はまだ良い方で、そのさらに下に領収証を張り付ける欄があり、この窮屈な欄に縦に30cm以上もある領収書をどうやって張り付けるか腕組みしてうんうん呻吟する。
20分後に気付いたのは、なぜこんなものに20分も頭を悩ませなければならんのだ、俺はそんなに暇じゃない、なめんなっ、政府っ!
っつって領収書の端っこの部分を丁寧に糊付けして、次の作業に取り掛かった。
というのは、今度は専用の封筒を作成する作業で、「キリトリ線」の指示に従ってはさみで封筒になる部分をやはり丁寧に切り抜き、特に後でのりしろになる部分を誤って切らぬよう慎重にハサミを運んだ。
ってだから何でこんなことに貴重な神経を使わねばならんのだ。
もっと他に神経を使うところがあるだろ、俺は35歳の中堅サラリーマンだ、だからどうしたって、申請書の作成に結局2時間を費やした。
途中かなり息が荒くなり、平常時の倍くらいCO2を吐き出してしまった。
環境悪化が心配だ。
おほほ。
帰省している妻の熊子から、さっき届いた息子の写真。
恵比寿様みたいだ。
もう2週間も会っていない。
この間、あやすと笑うことを覚えたらしい。
目も見えてきたようだ。
ミルクは1度に200cc飲むこともあるとか。
日々成長しているようだが、その様子を見ることができない。
あと1週間の辛抱である。





