昨日の花巻東対長崎日大は、序盤と中盤以降で別の試合を見ているようでした。
なかなか見ごたえがありました。
今大会ナンバーワン左腕の菊池投手は、自身初となる本塁打3被弾。
たしかに150kmを超す速球は相手チームには脅威でしょうが、2回に甘く入ったスライダーを狙われ、中盤以降は直球も狙われてしまいました。
全体にふわふわした印象で、かなり調子が悪かったのでしょう。
一方、長崎日大のエース大瀬良は140km台の直球を主体に安定した投球で、5回まで花巻東を0点に抑えました。
全体としては、菊池投手よりもデキはよかったと思います。
ただ、後半はばててしまった感じです。
初の連打を許した7回に一度マウンドを降り、8回に再び戻りましたが、送りバントを処理できず、満塁になった後、走者一掃のセンターオーバーを打たれ、勝敗が決しました。
序盤の息詰まる投げ合いが、一転して乱打戦になるとは予想もしていませんでした。
ただ、1回にポイントがあったような気がします。
花巻東の裏の攻撃は、結果的には3者凡退に終わりましたが、上位3人が粘りに粘り20球近く放らせたのです。
特に2番佐藤涼平選手は、セーフティーバントの構えで大瀬良を揺さぶり、際どい球を何度もカットして球数を放らせました。
大瀬良が後半ばてた要因のひとつになったのではないでしょうか。
あらためて野球の奥深さに思いを致した次第です。

