人の命はお金で買えないが、人の命にはきっちり値段がある。


日垣隆氏の著書「秘密とウソと報道」(幻冬舎新書)を読んで、そんなことを痛感した。


〈以下、141ページからの引用〉


交通事故についても、損害賠償額は気持ちが悪いほどきっちり決まっている。


たとえば一六歳の女の子が、交通事故で亡くなったとしよう。


そうすると、その子が高校でどのくらいの成績だったかが問題になる。


四年生大学へ行けそうだったのか、短大に行けそうだったのか、高卒なのかで、賠償額は一律に決まってくる。


〈引用終わり〉


もちろん、四年生大学へ行けそうなくらい成績が良ければ賠償額は高く、高卒なら低いということだ。


何だか身も蓋もないけど、どうやらこれが現実。


ただ、「人の命は地球より重い」という観念的な言葉よりは、個人的に魅かれる。


よく親が子供から


「なぜ、勉強しなければならないの?」


と質問され、答えに窮してしまうということを聞くが、上の現実を踏まえれば、このように回答することが出来るだろう。


「あなたの命の値段を上げるためよ。たとえば、あなたが交通事故に遭うとするでしょう。そうすると、勉強しているかそうでないかで、私たちに入るお金が変わってくるの」


子供が納得すること請け合いだが、ぐれる可能性もまた大でしょう。


ところで、損害賠償額の算定要素は学力だけなのでしょうかね。


たとえば、生前娘の学力は下から数えて何番目だったけど、将来はフーゾク嬢を目指していてガンガン稼ぐ目標を持っていたとかなら賠償額も上がるのではないか……って冗談です、冗談。

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拙宅の近傍でひったくりが多発しているようだ。


警戒を呼び掛けるチラシが入っていた。

街行く人の不意をついて金品を奪う非道な犯罪である。


決して許されるものではない。


それはさておき、このチラシ。


上の犯人二人は似顔絵があるからいいとして、一番下のはどうなんだろう。


絵は服装だけである。


「チェック柄半袖シャツ」


「青色ハーフパンツ」


って。


そんなチラシが出回れば二度と着ないですよね。


あえて僕が同じ恰好してみようかな。


なんて。

ふふふふふ。


エコポイントの交換商品が届いた。


26,000円分の図書券。


42型の液晶テレビを22万円で購入して、26,000円の図書券がもらえるなんて素晴らしい。


月に6~8冊の本と4~5冊の雑誌を購入するが、まあ3ヵ月は持つのではないか。


うーん、素敵。


この政策を考えた政党は、なかなか見所がある。


どこの政党でした?


自民党。


衆院選で投票したろかしらん。


えっ?


もう、終わった?


民主党政権?


商品の発送が遅すぎるっつの。

今朝も朝5時に起床。


例によってジョギングをし、6時5分前に近所の24時間営業のスーパーへ行った。


朝食に納豆を買うためである。


したら。


僕の住む札幌から300km離れた故郷で暮らす、私の母親がいたのである。


惣菜コーナーの前で、スーパーの店員と親しげに話していた。


一瞬目を疑った。


が、紛れもなく母だった。


向こうも驚いている。


「なんで、いるの?」


ってそれは僕のセリフ。


今日来るなら来るで言ってくれればいいのに……。


今夕に親戚の通夜、明日告別式に参列するという。



今日は頑張ってあちこち駆けずり回ったんだけど、収穫ゼロ。


もう中堅だからこんな経験は山ほどしているが慣れることはない。


徒労感が募る。


こんなときは甘いものってんで、後輩を誘ってソフトクリームを食べに行った。


ははは、どんまい。

先週の土曜日に、学生時代のサークル仲間とおよそ10年ぶりに再会し、飲み会をした。


メンバーは男ばかり5人。


一人は警察、二人はハウスメーカー、一人は医療事務だから、割と固い仕事をしている。


一番ウマの合ったNは仕事で来られなかった。


僕はこのNと、今は防衛庁に勤めているKの3人で大学祭の持ち芸披露のイベントに出場したことがある。


ステージ上で僕がSM嬢の格好をして、ブリーフ一丁のNにトマトやクラッカー(火薬の入った方ね)をガンガンぶつけると、Nが悶える。


その後にNと入れ替わりで、ガムテープでぐるぐる巻きにされたKが登場。


僕は灯油を口に含み、Kに向かって炎を噴出するという段取りであった。


ところが、というか冷静に考えれば分かることなのだが、ここでKが火ダルマになるトラブルが発生。


Kが炎のダンスを披露すると、会場からはやんやの喝采が巻き起こった。


タネがあると思ったのであろう。


そのうち救急車がけたたましいサイレン音を鳴らして近付いてくると、場内はにわかに騒然となった。


Kは全治2週間の火傷を負い、両腕に豚の皮を移植。


僕は病院でKの母親に土下座をして謝罪したが、母親は


「うちの子も承知の上でやったのだから、気にしないで」


と許してくれた。


翌年から大学祭のイベントでは火気厳禁となった。


Kは元気だろうか。


Nは酔っ払ってパトカーのドアミラーを破壊し、それを咎めた警官に食ってかかって公務執行妨害で逮捕されたと聞いた。


相変わらずである。


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本人に直接確認したわけではないので、たしかなことは言えないが、息子の一皐を見ていると、なんとなく


「もしかしたら、眼鏡が欲しいのかな」


と思ったので、早速、眼鏡を拵えた。


顔の寸法を測って、それに合わせて厚紙を切り、最後にマジックで色をつけた。


ちょっと、宮川大輔に似てるかも。


ただ、あんなに欲しがっていたのに、掛けさせると特別感激した様子もなく、ぽーっとしていた。


ああ、もしかしたら、アレかな。


と思って、ちょっとアレンジを加えてみた。






ばってんの七転八転




うーん、どうも違うようだ。


銀縁とかの方が良かったか。


ばってんの七転八転





10月4日の札幌市民マラソン大会で、5年ぶりにハーフマラソンに挑む。


それに先立ち、スポーツ用品量販店のDEPOで、ランニングシューズを新調した。


入り口付近のスペースでは、たまたまメーカーのミズノが足の測定をしていた。


販促イベントであろう。


足長だけでなく、足幅や足のタイプ、それに足裏の圧の掛かり具合なども計測してくれる。


こんな機会はあまりないし、自分の足の特徴を知るいい機会だと思い、試してみた。


足長は25センチ以上だと思っていたが、なんと左が24センチ、右にいたっては23.6センチしかなかった。


纏足をしたわけでもないのに、縮んだのだろうか。


というか、左右で長さが若干違うことにも驚いた。


足幅は左が10.6センチで、右が10.5センチ。


そうとう幅の広い足で、スタッフから


「靴を選ぶときはご苦労されるでしょう?」


といわれた。


僕は


「いや、ぜんぜん」


と答えた。


多少、靴幅が窮屈でも、こんなものだと思っていたからである。


さらに、足裏の圧も測ってもらった。





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両足とも外側にかなり極端に圧が掛かっている。


普通はほぼ全体が赤っぽくなるという。


O脚の典型的な圧の掛かり方らしい。


知らなかった。


以上の足の特徴を踏まえた上で、外側への倒れこみを防ぐようにデザインされたシューズを購入。


これからまたバリバリ走ろうと思う。

妻の熊子は新聞はラテ欄しか読まず、ニュースもほとんど観ない。


政治にも全くといっていいくらい興味がないようだが、時々核心を突くような鋭いことを言う。


今朝、僕はNHKのニュースを観ていた。


向かいのソファでは、熊子が一皐にミルクを飲ませている。


テレビでは、衆院選で歴史的敗北を喫した自民党が首班指名で誰の名前を書くかでもめているというニュースが流れた。


「なぜ、麻生さんでは駄目なのか」


と熊子。


僕は、麻生首相は敗軍の将だから、自民党内では「麻生」と書くのに抵抗感のある人が多いんだよと説明した。


「別に麻生さんでいいじゃないか。選挙には負けたけど、国民にとってマイナスになるような政策はしていない」


言われてみれば、たしかにそうだ。


世界的な経済危機に直面するや、2度も補正予算を組んだ。


エコポイントなど中身には疑問符のつくものも散見されるが、財政再建の圧力にさらされる中で事態の急変に機動的に対応したのはもっと評価されても良かった。


漢字の読み間違いや発言のぶれはあったが、麻生政権としてはそれなりの仕事をしたのではないか。


熊子の見立てはそのようなものだ。


「それより悪いのはコイズミよね」


と熊子。


理由を質すと


「弱い者いじめをしたから」


と答えた。


実に、実に、その通りだと思った。


彼女は新聞やニュースを自ら進んでは見ないのに、というか、だからこそ常識的な感性で本質を見抜くのではないか(新党本質のことではありません)。


そういえば、彼女は政治について語るとき、決して雰囲気で語らない。


「なんとなく政治を変えたいよね」


とかいった類の話を熊子の口から聞いたことがない。


民主党政権になると26,000円の子供手当てがもらえるんだって、と僕が説明したときの反応も実に冷めていた。


もちろん生活は決して楽じゃないからお金は欲しいが、政治に対して必要以上に期待をしていないようだ。


僕にはそれが好ましく思える。