前回ソロで登った瓶ヶ森西壁「RSCGルート」ですが、核心のピッチがオンサイトできなかったので、また行ってきました。
今回はソロではなくS谷さんがパートナーです。
僕が1、3P、S谷さんが2、4Pをリードしました。
1、2Pは傾斜の緩いスラブ(5.6~5.8くらい)。
多少ランナウトしますが、前回登っていることもあり(S谷さんは初見ですが)すいすい進みました。
核心の3P目は、最もホールドがなくなるところで行き詰まりましたが、かなり粘って探り探りしてなんとかRPしました。
結構ギリギリでした。
4P目、S谷さんは難なく登りトップアウト。
登攀時間は2時間半くらいでした。
別の日、トレーニングを兼ねて面河道往復の石鎚北壁ソロに行きました。
面河道から石鎚は、昭文社の「山と高原地図」のコースタイムで6時間になっているそこそこ長い道のりです。
登山口から登り始めの1時間が一番登りがキツく、早々に嫌になりますが、尾根に出るとなんだか行ける気がしてきます。
歩き始めて約3時間で、北壁登攀の起点となる三の鎖に到着。
北壁の基部をトラバースして取りつきに至ります。
トレーニングモードなので、登ったことがあるルートばかりですがオールフリーで3本を目標にしました。
①ダイレクトルート(10:15~12:30)
②鷲尾ルート(13:00~15:00)
③トイ~カンテルート(15:30~17:00)
フリーにこだわって登ると、どのルートにも核心があり、またスポートルートには無い緊張感があって、とても良い壁です。
しかし3本目ともなると、さすがに苦行じみてきます。
オールナチプロ化は未だにやったことがありませんが、なんだか少し見えてきました。(誰かやったことある人いるんでしょうか?)
下山の途中で完全に日が落ち、久々にヘッデン下山となりました。