Mrサマータイムな人たちと、夏を満喫するはずが、増水と染み出しでアウト。
しかしながら、なけなしのライン探求の末、

ふぁさふぁさな苔にデッドをかまし、ある意味新境地に達したある週末の日。

さらなる新境地を目指して、そのまま讃岐はおおろらへ向かった。


蚊取り線香の煙につつまれたおおろらには、原始時代のままに半裸で暮らす人たちがいた。
コンブさんの手によって一枚一枚作り出された極光小皿がこの日集まった人たちに配られた。
俺の極光はお前の極光ともあいつの極光とも違う、世界にただ一つの極光小皿。

唯一にして、この日ここにいた人だけがみな手にした極光小皿。
ぼくのコレクションがまた一つ増えた。


おおろらの夜は用水路に流れる水の音と、網戸の謎を残したまま、しめやかに更けていった。。。